
梶谷翼選手は、天才ジュニアゴルファーとして、「ビートたけしのスポーツ大将」に弟の駿君とともに出演したことがあるので、姉弟ゴルファーとして、ご存知の方も多いかと思います。
そんな梶谷翼選手が史上最年少として出場した2016年の日本女子オープンゴルフ選手権、この日本女子ゴルフ界最高峰の大会で、当時中学1年生の翼選手は、ある出来事で思わず涙を流したそうです。翼選手にいったい何が起こったのでしょうか?
<梶谷翼選手のプロフィール>
生年月日/2003年9月12日
身長/158cm
血液型/A型
出身地/岡山県
学校/山陽女子中学校2年
ゴルフを始めた時の年齢/7歳
ゴルフを始めた動機/両親の勧め
目標の選手/イ・ボミ(韓国)
ドライバー平均飛距離/240ヤード
ベストスコア/64(東名)
現在、岡山の山陽女子中学校2年生の翼選手、ドライバーの平均飛距離は240ヤードというのですから驚きです。2017年、女子プロゴルファーのドライビングディスタンスで、240ヤードを超えているプロは27名ですから、日本の女子プロの中に入っても平均以上の飛距離ということになります。
おもな戦績(優勝)
2016 中国中学校ゴルフ選手権 春季大会
2016 IMGA世界ジュニアゴルフ選手権
2015 IMGA世界ジュニアゴルフ選手権
2015 中国小学生ゴルフ大会
2015 谷原秀人ジュニアクラシック
2015 ゴルフダイジェストジャパンジュニアカップ
2015 全国小学生ゴルフ大会
2014 全国小学生ゴルフ大会 女子の部
2014 中国小学生ゴルフ大会
2014 谷原秀人ジュニアクラシック
2012 キャロウェイ世界ジュニアゴルフ選手権
https://news.golfdigest.co.jp/
世界ジュニアゴルフ選手権で姉弟同時優勝の快挙!
2016年7月のIMGA世界ジュニアゴルフ選手権11-12歳女子の部で、中学一年生の翼選手は、最終日首位に1打差の2位からスタート、スコアを通算8アンダーまで伸ばし、逆転して見事大会2連覇を達成しました。
また、この大会7-8歳男子の部には、弟の駿選手(岡山・総社東小3年)が出場していました。駿選手も最終日2位に3打差の首位でスタート、そのまま逃げ切り、これまた見事に優勝、なんと世界ジュニアゴルフ選手権で「姉弟同時優勝」という快挙を達成しました。
翼選手は、2012年にも7-8歳女子の部で優勝していますから、同じ年代で3度も世界一になっている、ゴルフ界では超有名なスーパージュニアゴルファーなのです。
コーチはお父さん
こんな凄い姉弟を子に持つお父さんって、どんな方なのでしょう。
お父さんは、蒜山ホースクラブという乗馬クラブで調教師をされているそうです。ゴルフは趣味でやる程度だったそうですが、自分の悪い癖をまねするとよくないという理由で、翼選手がゴルフを始めると同時に、自らプレーすることはやめて、ふたりのコーチやキャディーに専念しているそうです。
ご家族は翼選手と弟の駿選手、そしてお父さん、お母さんの4人家族です。家族は一丸となって二人のゴルフに取り組んでいるようで、遠征も家族そろってのようです。
一般に、子供をプロゴルファーに育てるのには相当のお金がかかるようです。二人でプロになって、はやく親孝行ができるようになると良いですね。
史上最年少で日本女子オープン出場!
2016年の日本女子オープンでは、見事予選を突破し、史上最年少での出場を決めました。
これまでの記録は、金田久美子プロの13歳と50日、その記録を塗り替える13歳17日での出場となりました。
予選とはいえ、出場権を目指す錚々たるプロやトップアマが本戦出場を目指して鎬を削るわけですから、その中で19位に入り本戦に出場ということが、どれほど凄いことかご理解いただけると思います。
https://news.golfdigest.co.jp/
思わず涙が・・・
本戦では2打届かず、惜しくも予選通過はなりませんでした。
そんな中予選ラウンド初日、翼選手は、一緒にラウンドした茂木宏美プロからマナー面で注意を受け、思わず涙を流したようです。何を注意されたか分かりませんが、ラウンド後、本人は「良い勉強になりました」と言っています。
ご両親もブログで、「茂木プロから翼にとってありがたいお言葉をいただきました。翼にとってありがたいお言葉をいただきました。ずっとパパとママが翼に言い聞かせてきたことをプロが言ってくださいました。この言葉はさすがの翼も気付いてくれたのではないかと思います。」と語っています。親に言われるのとプロに言われるのとでは、心に響く大きさが違うでしょうから、翼選手も思わず涙を流してしまったのでしょうね。また、きちんと注意できる茂木プロも立派だったと思います。
また、ご両親は予選ラウンド終了後に、「茂木プロと酒井プロからありがたいアドバイスをいただきました。このアドバイスはこれからの翼に不可欠な大事なアドバイスです。2日間大変お世話になり、本当にありがとうございました。」とブログに綴っています。
結局、初日マナーに対してどのような注意を受けたのか、2日目を終わってどのようなアドバイスをもらったのか、公にはなっていませんが、この日本女子オープンでの茂木プロ、酒井プロとのラウンドは、将来プロを目指す翼選手にとって、とても大きな財産となるラウンドだったのではないかと思います。
目指せ!東京オリンピック?
2020年はまだ高校生なので、東京オリンピックを目指すには、ちょっと厳しいかもしれませんが、きっと将来は、日本の女子ゴルフ界を背負って、世界を舞台に活躍するような選手に育ってくれると思います。
我々も、それまで姉弟の成長を見守っていければと思います。
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