あのスターは今下部ツアーに参戦している?井上陽子プロを覚えていますか?
- 2018/2/18
- 女子プロゴルファー
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1996年にプロテストに合格した女子プロゴルファー「井上陽子」がLPGA新人賞を獲得してからある程度の時間が経過しています。2010年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で「プロ17年目の井上葉香(ようこ)が単独首位」という記事が出ました。あれ?と思いませんか。この2人はプロになっている時期も一緒ですし、名前の読み方も一緒です。果たして井上陽子さんと井上葉香さんはどういった人なのでしょうか。
https://d12gnozutxpjie.cloudfront.net/cmsimg/29856.jpg?w=850&h=850&mode=max
<井上陽子プロフィール>
所属 アップフロントエージェンシー
出身地 神奈川県厚木市
生年月日 1972年4月11日
入会期 1994年9月1日 66期生
身長 172cm
血液型 B型
出身校 専修大学(東京都)
プロテスト合格日 1994年8月25日
スポーツ歴 ソフトボール
ゴルフ歴 18歳~
各賞受賞 ’96LPGA新人賞 日本プロスポーツ新人賞
結論から先に述べると「井上陽子」と「井上葉香」は同一人物です(今後は井上プロで統一します)。井上プロは1990年代にツアーで4勝を挙げるなど活躍していた選手ですが、2000年代に入ると持病の腰痛が悪化しラウンドすることもままならなくなりました。また、クラブもパーシモンからチタンを使用している現在の軽量クラブへと進化をしていきますがその変化に対応しきれず低迷をしていました。2005年に本名である「陽子」から現在の表記へと改名をして心機一転でツアーに参戦していました。
井上プロのゴルフ遍歴
井上陽子プロがプロテストに合格したのは1994年です。18歳でゴルフを始めた井上プロは専修大学へ通いながらも練習を続け大学卒業と同時にプロの世界へ入りました。この短期間でプロテストに合格できて、ツアーでも活躍するなど現在では考えられないですよね。今ではジュニアゴルファーとして下積みを行い、プロテストに合格してという流れが一般的ですが昔は早い時期にプロに転向できたようです。
1995年のプロ1年目からシード権まであと少しのところまで行きます。1996年にはレギュラーツアーだった「LPGA明治乳業カップ選手権」で優勝することができこの年のLPGA新人賞を獲得しています。その後、不調に悩まされ低迷する時期を迎えますが、2007年にはステップアップツアーで久しぶりに優勝しました。近年ではステップアップツアーやQTへの参戦でシード権を狙っています。
所属事務所はつんくさんと同じ
井上陽子プロの所属はアップフロントエージョンシーとなっています、アップフロントといえばシャ乱Qのメンバーやつんくが所属している芸能事務所です。グループ会社にはモーニング娘。やハロープロジェクトメンバーなどが所属していますが、なぜ井上おプロがアップフロントに所属することになったのかは謎です。
井上プロの他にも浪崎由里子プロも所属しています。個人的にはもっと女子プロゴルファーが所属してほしいなと願うばかりです。
井上プロの名試合
今回井上陽子プロの名試合として選ぶのは1999年「ダイキンオーキッドレディース」です。この試合でが大会1日目に米山みどりプロがコースレコードに並ぶ64というビックスコアを出しました。米山プロと同じ64を大会二日目に出した選手が井上プロです。大会二日目にはアイアンアンショットが好調で打てばバーディーチャンスになるといったショットメーカーでした。1度バーディーを取れば連続で数回取れる状態で、1ラウンドで9バーディーというツアー最多バーディー記録に並びました。1999年はもう1勝して通算2勝、賞金ランキングでも17位と大活躍した1年でした。
井上プロは一度栄光をつかんだと言っても過言ではない成績の数々です。それなのにも現役で下部ツアーから参戦している姿には頭が下がります。腰の持病はいつ悪化するかわからないので井上プロには体の調子と相談しながらこれからも頑張って欲しいです。
http://c.pargolf.co.jp/pgo/c/2013/05/PGOG-50788.jpg?50788
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最近のウイルス禍で昔の映像がプレイバックされています。葉香選手が確実にツアー上位にきた2000年からの数年が
再放送され懐かしくまた昨今の状況はと思っています。170を超える体躯で期待していました。アッコちゃんを凌ぐ逸材と期待しいました。あきらめずに頑張ってください。
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