
2015年にプロテストに合格してその年のファイナルQTでも次年度のシード権を獲得した美人女子プロゴルファー・辻梨恵プロを知っていますか。辻プロは身長が169cmと恵まれた体格ですがドライバーの飛距離も250ヤードとロングヒッターな辻プロですが、パーオン率も良い選手です。2016年・2017年と続けてシード選手としてLPGAツアーにレギュラー参戦している注目選手でもあるので皆さんも知っておいてもらい今後のツアーの動向にも注目してもらいたいです。では、辻プロについて紹介していきます。
<辻梨恵プロフィール>
所属 大和証券
出身地 神奈川県南足柄市
生年月日 1994年1月28日
入会期 2015年8月1日 87期生
契約
クラブ:プロギア
ウェア:23区ゴルフ
身長 169cm
体重 64kg
血液型 A型
出身校 埼玉栄高等学校(埼玉県)
プロテスト合格日 2015年7月31日
スポーツ歴 バレーボール
趣味 ショッピング
好きな色 オレンジ
ゴルフ歴 13歳~
師弟関係 三觜喜一
辻梨恵プロのクラブセッティングはドライバー「RS-F2017」、フェアウェイウッド「RS FW3w,5w」、ユーティリティー「RS UT 3ut,4ut,5ut」、アイアン「RS FORGED」です。辻プロのクラブセッティングで特筆すべきはアイアンが6番アイアンから組まれていることです。男児プロゴルファーであれば3番アイアンや4番アイアンを入れている選手もいますよね。女子プロゴルファーでも5番アイアンは入れている選手が多い印象ですが辻プロは小柄なためアイアンで無理に狙うのではなく代わりにユーティリティーを3本入れることでロングアイアンを補う作戦でしょう。
ドライバーの「RS-F2017」はアマチュアゴルファーにでも飛ばしやすい設計になっていて従来のクラブよりもスイートスポットを広げています。アイアンは辻プロでも扱いやすいマッスルバック構造で、フェースを薄くすることで反発力を高めることに成功しました。
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辻梨恵プロのジュニア時代
辻梨恵プロは神奈川県南足柄市出身です。小学校5年生と6年生でバレーボールをしていました。バレーボールをしていたものの、辻プロはスポーツが苦手で中学校でも続けようか迷っていました。そんなときお父さんがゴルフを勧めてきたと語っています。中学1年生の出来事でした。ゴルフを始めたころは週2回ゴルフレッスンに通い練習をしていました。当初はあまりゴルフに乗り気ではなく嫌々ゴルフをしていたと言いますが中学2年生のときに転機が訪れます。現在もコーチとして師弟関係になっている三觜喜一(みつはしよしかず)プロに出会います。三觜プロに出会ってから70台を出すことができました。そのあとは流れに乗って大会で好成績を納めることができゴルフが楽しくなります。中学最後のゴルフでは関東中学校ゴルフ選手権で個人優勝できました。
高校は埼玉県にあるゴルフの強豪校・埼玉栄高校に進学しました。高校在学中には全国高校選手権で団体優勝をすることで好成績を残しています。高校の同期には渡邉彩香プロ・1個下の学年には江澤亜弥プロなど豊作の学年でもあります。各大会では切磋琢磨しお互いを意識しながらプレーしていたことでしょう。
高校卒業後にプロテストを受験するも最初は不合格となりましたが、2回目の受験で合格できました。ツアーには2013年から参戦しています。2013年に一度目のプロテスト、そして2015年に二度目のプロテストを受けます。
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実家はお寺?
辻梨恵プロの実家は南足柄市で600年ほどの歴史を持つ「長福寺」というお寺です。辻プロは自己分析をしたときに「おっとりしている」と語っています。これは幼稚園のときからしているお茶が関係しているのではないかと分析していました。「宗偏流」という流派で免許も持っているという辻プロですが、2015年には久しぶりにお茶会へ出席したようです。
おっとりした性格ですが負けず嫌いな一面も持っていて、辻プロの従兄弟は男の子ばかりで小さいときは従兄弟の遊ぶことが多かったそうです。長福寺の境内で遊びまわっていて、自分の部屋から本堂の屋根に登ったこともあるそうです。意外にもわんぱくな姿がありますね。
実家がお寺ということは「座禅」もしたことがあるようで、中学生になってからは毎月開催されている座禅会に参加するようになります。座禅は精神統一に効果的でゴルフにもつながっていきます。辻プロは「お茶も座禅も静けさの中でやることなのでゴルフの朝一のティーショットに通じるものがある」と語っています。精神統一が出来ると気持ちもリラックスできるというのはプロゴルファーにとって良いことですよね。
座禅から学ぶことは他にもあり、腹式呼吸(鼻から息を吸い口から吐く)や1点を見つめて気持ちを落ち着かせてラウンド中のメンタルをコントロールしています。
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シード選手として
辻梨恵プロは2015年にQTで上位に入り2016年度のツアーシード権を獲得することができました。2016年には33試合に出場して24試合で予選通過しました。予選通過すれば最高位4位など好成績も残している選手です。2017年には33試合に出場して26試合で予選通過をしました。80%くらい予選を通過できると安定した賞金を獲得できますよね。
2017年度は獲得賞金が3600万円となり2016年に続いて賞金シード選手となっています。
辻プロは何度も優勝争いに食い込む試合をしています。例えば2017年「NEC軽井沢72レディースゴルフ」では大会2日目終了時点で通算9アンダーで3位となり最終日を迎えることになりました。1日目が67、2日目が68と二日連続で60台でラウンドできたのは成長している証拠ですよね。
最終日最終組では同学年でライバルの比嘉真美子プロと回ることになりました。同学年のプロゴルファー同士のラウンドは本人たちも緊張しますが、アマチュアゴルファーも見ていて同世代対決だと力が入りますよね。結果的には3位タイで終了しましたが同世代ゴルファー同士で最終日最終組をラウンドできたのは良い経験だったでしょう。
比嘉プロとは2017年9月「マンシングウェアレディース東海クラシック」でも最終日に接戦でラウンドすることになりました。この大会では大会2日目終了時に通算7アンダーで首位に浮上したのです。この大会でも3位タイになり優勝のチャンスを逃してしまいました。
実は辻プロ、2017年度はトップ10入りが5回と非常に惜しいゴルフが続いています。比嘉プロだけでなく同世代ゴルファーには勝みなみプロや工藤遥プロなど優勝経験や優勝に近いゴルファーもたくさんいます。
2018年度も賞金シードでLPGAツアーにはフル参戦できる辻プロですが、ケガにだけは十分気をつけて欲しいです。そして、シーズンオフの間にしっかりとトレーニングをしてもらい優勝争いだけでなく優勝をしてメディアに登場して欲しいですよね。これからも辻プロのことは温かい目で見守っていこうと思います。
トップ画出典元 https://www.lpga.or.jp/members/info/1003684
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