
2010年のプロデビュー戦で古閑美保プロを追い込んだ新人プロゴルファーがいました。
綾田紘子プロです。綾田プロは当時法政大学4年生でした。大学生プロゴルファーとして注目を集めていた綾田プロがなぜ古閑美保プロを脅かす存在になっていたのでしょうか。現在の綾田プロも含め紹介していきます。
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<綾田紘子プロフィール>
所属 伊藤園
出身地 香川県高松市
生年月日 1987年8月16日
入会期 2010年8月1日 82期生
契約
ボール:タイトリスト
シューズ:フットジョイ
身長 155cm
体重 55kg
血液型 O型
出身校 法政大学(東京都)
プロテスト合格日 2010年7月29日
スポーツ歴 サッカー ソフトテニス スキー
趣味 映画鑑賞 読書
好きな色 黄緑
ゴルフ歴 10歳~
ホールインワン 1回
綾田プロのお父さんは2017年に「百十四銀行」の頭取に就任しています。
というのも高祖父は百十四銀行のオーナーで綾田プロはいわゆるご令嬢になります。プロテストに合格したのは法政大学4年生のときでしたが、実は留年が決まっていて次年度には5年生として大学生活が継続することが決まっていました。
プロ合格1年目
綾田紘子プロはプロツアーに参戦してすぐのインタビューで生活が変わったと語っています。毎日芝生の上でボールを打つ環境も初めてだし、毎週ゴルフをする環境も初めてのことで慣れるまでは戸惑いもあったようです。トーナメントに複数参戦すると日本国内のトッププロや海外選手とラウンドでき今まで気づかなかった自分のゴルフに気づくことができます。
綾田プロはプロ1年目から各大会で上位に入賞し最終組でラウンドできるなど好成績を収めていました。大会を通じて他のトッププロと経験の差を感じたと語っています。綾田プロはアイアンに苦手意識を持っていてプロ1年目の課題としてアイアンショットの精度や飛距離を上げることを挙げていました。
逆に得意としているのはアプローチショットとパターだそうです。ショートゲームが得意だとスコアがまとまりやすいのはアマチュアゴルファーの方でも実感しているのではないでしょうか。ただ、綾田プロが得意だと感じていたアプローチショットとパターもトッププロと比べるとレベルの違いが歴然でまだまだだと思うことが多かったようです。
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綾田プロ誕生まで
綾田紘子プロは香川県高松市の出身です。
前述ですが高祖父が百十四銀行の創業者であり、実父は百十四銀行頭取というお嬢様家庭に育ちました。小学生のときはサッカー、中学生ではテニスに熱中している女の子でしたがそれとは別で10歳のときにゴルフを始めます。レッスンプロに教わり幼い時から本格的なスイング作りをしてきました。中学卒業と同時に父親の仕事の関係で東京都内へ引っ越すことになり、高校は共立女子大第二高校へ進学します。小横行ではゴルフ部に所属し練習に励んでいました。当時でドライバーの飛距離が260ヤードあったというのは驚きです。
関東ジュニア選手権や全日本女子パブリックアマ選手権などで優勝し結果を残していました。大学は法政大学へ進学し、大学時代に大きくゴルフの結果がついてきます。
日本女子アマチュア選手権で当時大物高校生として有名だった酒井美紀プロを下し勝利します。
冒頭で紹介した古閑美保プロを脅かす存在として参戦したツアーには大学4年生のときに就活の一環として参戦したファイナルQTで上位に入ったことで出場できました。当時古閑美保プロを脅かしていた綾田プロですが、現在はステップアップツアーを中心に参戦していてLPGAツアーでは予選落ちが続いています。再び他選手を脅かすような存在になるように綾田プロには蘇ってきて欲しいですよね。
皆さんもステップアップツアーなどで綾田プロを見かけたら声をかけてみてください。
トップ画出典元 http://livecap.info/golf7/pipipiga.php
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