
両親が将来3人でゴルフがしたいというただそれだけの想いでプロゴルファーになった石山千晶選手を知っていますか。ステップアップツアーが主戦場になっている石山プロですが、高校時代もプロテストのときも怪我に悩まされてきました。怪我と上手に付き合って根性でプロテストに合格し、これからの活躍が期待出来る石山プロを紹介します。
<石山千晶プロフィール>
所属 フリー
出身地 大阪府八尾市
生年月日 1995年4月28日
入会期 2016年7月30日 88期生
身長 170cm
体重 62kg
血液型 O型
出身校 大阪学芸高等学校
プロテスト合格日 2016年7月29日
趣味 音楽鑑賞 読書
好きな色 水色
ゴルフ歴 5歳~
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ゴルフを始めた
石山プロの両親は趣味程度でゴルフをしていた、いわゆるアマチュアゴルファーでした。石山プロの両親が将来3人でゴルフがしたいという思いで、石山プロが5歳のときに練習場へ連れて行きました。ゴルフ初心者の人はボールによく当たらないことが多いですが、石山プロは小さいころから比較的身体が大きかったのでスイングもまともにできていました。小学生になると地元の練習場内にあるゴルフスクールに通い始めるようになってジュニアゴルファーとして活躍していきます。石山プロの周りにはゴルフをしている同級生がいなかったのでジュニアゴルフ大会へ出場した時は同年代のジュニアゴルファーと試合ができて嬉しかったと振り返っています。
石山プロは飛距離に定評のある選手です。それは小学校6年生のときに出場した「サンスポ女子アマドラゴン日本一決定戦」で証明されています。ジュニアゴルファーだけでなくアマチュアゴルファーが多く出場する大会で292ヤードを叩き出して優勝しました。292ヤードってものすごい飛距離ですよね。この飛距離を生むために特別トレーニングをしていたわけではなく、ご飯を食べて練習するだけだったそうですがものすごい飛距離なのは変わりないです。
石山プロの握力は中学生の時46キロありました。全国の中学生女子の平均握力が26キロ程度なので握力は強かったということですよね。ちなみに292ヤードだした時のヘッドスピードは50m/sくらいあったようです。
石山プロは14歳のときに男子プロツアーへ参戦しています。アマチュア選手として参戦しましたが女子選手が男子ツアーに参戦するのはすごい快挙ですよね。スタートホールではギャラリーがたくさんいて緊張のあまりちょろってしまったのが恥ずかしかったようです。
高校からプロテスト
高校は大阪学芸高校へ進学します。高校生のときの主なタイトルは「関西高等学校ゴルフ選手権(グランベール京都ゴルフ倶楽部)」で優勝しただけでした。というのも高校時代には怪我が多かった石山プロ、腰痛や手首の痛みに悩まされていました。怪我をしにくい身体にするためにも石山プロは高校時代にトレーニングをよくするようになります。後にこの高校時代がプロになるためのターニングポイントだったとも語っていました。
高校卒業後はプロテストのために地元の練習場で打球練習だけを行っていましたが、プロテストは一回では合格できませんでした。打球練習だけではプロになれないと感じ迷い、滋賀ゴルフ倶楽部でキャディーのアルバイトをしながらコースを回らせてもらいプロテストへ挑む生活へと変わっていきます。
石山プロは結局2回プロテストに不合格となり、3回目で合格しました。3回目のプロテスト受験前にはステップアップツアーで優勝していてプロテスト合格への強い自信へとつながりました。
しかし、簡単にいかないのがプロテストです。高校時代に炒めていた手首の痛みが再発してしまい一時は合格圏外になってしまいましたが最終日に69を叩き出して逆転でプロテスト合格を掴んだのです。怪我はアスリートにつきものですが、怪我が再発しないように努めてもらいツアーの第一線で活躍してくれる姿を心待ちにしていましょう。
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