
2017年に開催された「スタジオアリス女子オープン」のマンデートーナメント(主催者開催予選会)で注目を集めた選手を覚えていますか?まだプロゴルファーではないですが高校生アマチュアとして活躍している岩崎美紀選手です。岩崎選手は高校2年生で青春を謳歌しながらゴルフの練習も欠かさない努力家です。そんな岩崎選手について紹介していきたいと思います。
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<岩崎美紀プロフィール>
生年月日 / 2000年5月13日
身長 / 155cm
得意クラブ / 9番アイアン
ゴルフを始めた時の年齢 / 6歳
ゴルフを始めた動機 / 父にすすめられて
ドライバー平均飛距離 / 230ヤード
ドライバー最高距離 / 250ヤード
ベストスコア / 66
目標とする人 / 吉田由美子
現在、埼玉栄高校のゴルフ部に所属し部活に勉強にと努力をしている岩崎美紀選手ですが並大抵の努力や練習量では今の状況になれなかったでしょう。
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スタジオアリスオープンでの活躍
まずは岩崎選手が注目された「スタジオアリスオープン」での活躍ぶりに注目してみましょう。トーナメントは年間シード権を持っている選手と主催者から招待される選手・永久シード選手などが主に出場できます。また、主催者が開催する月曜日から行われる予選会(通称:マンデートーナメント)を通過すれば本戦の予選へ参加することもできます。
岩崎選手はマンデートーナメントをトップで通過したことで注目されました。マンデートーナメントにはプロが27名・アマチュアは52名と総勢で79名も参加しました。その中で本戦の予選へ通過できるのは14名という狭き門です。結果を見れば14名のうち12名がアマチュアゴルファーでその中でも唯一のアンダーパーが岩崎選手だったのです。
通常のトーナメントであれば52名ものアマチュアゴルファーが参加することはまれですが、スタジオアリスはジュニアゴルファーの育成もしています。そうした背景から他のトーナメントに比べてアマチュア選手が多くマンデートーナメントに招待されたのでしょう。
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まだまだある!岩崎選手の強さ
スタジオアリスオープンではマンデートーナメントをトップ通過しただけではなく他にも注目を集めました。それが大会2日目です。
この日、岩崎選手は通算4アンダーで68というスコアをたたき出しました。68というスコアはプロでも出すことが容易ではなく岩崎選手の底力を感じた瞬間でしたね。
中でも、前日に崖下に落としてしまったと意識していたホールでバーディーを取るなどプロでもできないような意識改革ができるのが岩崎選手なのです。
岩崎選手はこの試合を「4アンダーで回れたのは奇跡」と言っていますがマンデートーナメントでアンダーパーが出たとなれば奇跡ではなく実力なのではと思いますよね。
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高校はどこ?
岩崎選手は現在高校二年生です。高校は埼玉県大宮区にある埼玉栄高校です。埼玉栄高校はゴルフだけでなくスポーツ全般で活躍している学生が多く、中高一貫校ですが体育教諭は40名在籍しているらしいです。
普通の高校ではありえないですよね。それだけスポーツに力を入れているということがわかります。
埼玉栄高校のゴルフ部はジュニア大会でも昔から上位に入ってきています。2017年時点での部員数は男子41名・女子30名で総勢71名(埼玉栄高校ゴルフ部ホームページ参照)もいます。岩崎選手はこの中の一人で、スタジオアリスオープンでの活躍がなければ皆さんに知られることになるのはもっと先だったでしょう。
岩崎選手はどういった環境で部活動に励んでいたのでしょうか。
埼玉栄高校は他のゴルフ部を有する高校と比べてみても桁違いです。まず、学校内に練習場が完備されています。それも20打席・70ヤードと比較的大きいですよね。
さらに部員は「プロを目指す」「社会に出てからゴルフで優位になりたい」「将来的に楽しむ」と学生を分けています。これにより同じ目標に向けて切磋琢磨することができるようになるのです。もちろん岩崎選手は「プロを目指す」コースです。同じ目標に向かって仲間とプロゴルファーを目指して欲しいです。
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