
2015年の日本女子アマチュア選手権で注目を集め、現在はTPD単年度制度を利用してツアートーナメントに参戦している権藤可恋(かれん)選手を知っていますか?
今はまだTPD制度利用のプロゴルファーですがいつの日かプロテストを正式に合格して女子プロゴルフ界の一線で活躍するだろう権藤可恋選手を一足先に勉強しておきましょう。
<権藤可恋プロフィール>
所属 フリー
出身地 佐賀県鳥栖市
生年月日 1995年10月11日
契約
クラブ:テーラーメイド
ボール:タイトリスト
ウェア:MAULOAGOLF
シューズ:フットジョイ
身長 163cm
体重 58kg
血液型 A型
出身校 福岡第一高等学校(福岡県)
スポーツ歴 硬式テニス
趣味 読書
好きな色 オレンジ 水色
ゴルフ歴 10歳~
師弟関係 父
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ゴルフは家族の趣味
権藤選手がゴルフを始めるきっかけとなったのはお父さんの影響が大きいです。お父さんは家族で共通の趣味を持とうと考えました。ゴルフというスポーツは老若男女が楽しめるスポーツですし、年齢もそこまで関係なくできますよね。
ゴルフを最初に始めたのは10歳のときで、その2年後にあたる12歳のときにプロゴルファーになることを夢見て本格的にゴルフを始めました。
15歳・16歳のときには佐賀県ジュニアゴルフ選手権で2連覇を果たしました。その翌年も沖縄県で開催されているシーサーカップやPGA主催のチャレンジカップでも優勝をします。
また九州地方で開催される大会での活躍が際立っていましたが全国高等学校ゴルフ選手権での活躍もあり、全国区の選手へとなっていきました。
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父親とは?父親からのアドバイスは意外だった
決してゴルフ一家というわけではないのにもかかわらず、権藤選手を一流の選手に育てた父親の名前は一夫(かずお)さんと言うそうです。
家族共通の趣味として始めさせたゴルフがまさか娘の人生を左右させるとは思わなかったでしょうね。
一夫さんから権藤選手へのアドバイスで一つ紹介するとすれば「スコアーボードを見るな」ということです。アマチュア大会でも首位争いになれば他プレーヤーのスコアが気になってきますよね。
しかし、他人のスコアで一喜一憂して自分のスコアが崩れてしまうのは元も子もないという考えが一夫さんにはあったようです。権藤選手もこの言葉を思い出せば競技に集中できるとも言っています。権藤選手の背中を押してくれる言葉の一つでしょうね。
またプロコーチではない一夫さんだからこそ「スコアーボードを見るな」というアドバイスをしてくれるのではないでしょうか。
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ツアーに対する取り組み方
2017年度で権藤選手がツアーへ参戦して3年目になります。2017年の7月に開催された大東建託・いい部屋ネットレディストーナメントで権藤選手は自己ベストとなる67を出して予選を突破しました。
このときインタビューで前述で紹介した一夫さんからの言葉をラウンド中に思い出して実践していました。
一夫さんとはメンタル関連の本を読みあい意見交換もして、自身のメンタル面強化を計っています。今までのツアーでは予選カットラインを意識してゴルフをしていたせいで、ラウンドに集中できなかったと反省していましたがスコアーボードを見ないという大胆な行動が競技を集中させることへと繋がっているのですね。
プロテストも過去2回受験して1打差・2打差という惜しいラインで落ちていました。権藤選手は一夫さんとメンタル面の強化をしているので来年度は恐らくプロテストに合格してくれるでしょう。
2017年度はQTランキング最低順位ですがツアー参戦権利があるということでプロテストではなくツアーの成績を残せるように専念していました。
未だ2足のわらじを履いて活躍している権藤選手が今後、優勝争いでテレビに登場する日も近いのではないでしょうか。
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トップ画出典元http://livecap.info/golf531/img/20150414/PART7/20150414-0800-0481216.jpg
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