
女子プロゴルファーの中でも元銀行員という異色の経歴を持つ、内山久美選手をご紹介します。
ビックリするのは、元銀行員とういうことだけではありません。プロゴルファーを目指したきっかけや、プロゴルファーへの道のりなど、只々驚くばかりです。
まずはプロゴルファー内山プロのプロフィールを見てください。
内山久美選手のプロフィール
出身地/千葉県千葉市
生年月日/1980年4月2日
身長/164cm
体重/55kg
血液型/O型
出身校/立教大学(東京都)
プロテスト/2011年7月28日
スポーツ歴/バドミントン
趣味/ドライブ トレーニング 勉強 海外旅行
好きな色/ピンク 黒 ネイビー
ゴルフ歴/25歳~
ホールインワン/1回
前職/銀行員
保有資格/宅地建築物取引士、証券外務員、簿記2級、珠算2級、損害保険募集人、生命保険募集人資格
ちょっと見、いくつか気になる項目がありませんか?
ゴルフ歴、25歳から?
いまどき小学校の低学年や、小学校に入る前から、なんて言うのが当たり前ですよね。
2.5歳の間違いじゃないの?って感じです。
前職が銀行員?
マット・クーチャーか?!
保有資格?
凄い!さすが元銀行員。でも、ゴルフとは何の関係もないみたい。
エリート銀行員がプロゴルファーになるまで!
https://www.lpga.or.jp/library/info/5853
内山プロは、立教大学経済学部を卒業後、当時の東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)に総合職として入行しました。神田支店で法人相手の営業を担当し、上司からは「将来は女性初の支店長を目指せ」とまで言われたキャリアウーマンでした。
そんな内山プロがプロゴルファーを目指すきっかけとなったのは、25歳のとき友達と行った都内のゴルフ練習場でした。
そのとき初めてクラブを握った彼女は、たまたまその練習場のテレビで不動裕理プロの優勝インタビューを見て、「そうか!プロゴルファーって、個人で仕事をして生活していけるんだ」と感じたそうです。
そして、ちょうどそのころ将来銀行の支店長として働く自分の姿が想像できず、今の仕事に疑問をもちはじめていた内山プロは、「自分の腕一本、いや腕二本で賞金を稼ぐプロゴルファーを目指す」と決心したそうです。
でも、内山プロの凄いところはここからです。
ゴルフと出会ってから僅か3か月後には銀行をやめて、プロゴルファーを目指すために都内の練習場でアルバイトをしながら練習を始めました。
翌年、千葉県のアクアラインCCの研修生となり、キャディをしながら練習を続けます。
そして初めてクラブを握ってから6年、31歳のとき、これが最後と誓って臨んだ3回目の挑戦で、とうとうプロテストに合格したのです。
堀奈津佳、斉藤愛璃、青木瀬令奈、香妻琴乃ら、花の83期といわれる同期の中ではもちろん最年長、10歳以上年下のプロもいる。
同期の仲間からは頼りになるお姉さん的存在のようです。
念願の初優勝!!
そんな内山プロは、プロになって5年目の2016年5月マイナビシニア&レディースカップで念願の初優勝を果たしました。ツアー以外の試合ですが、プロになって5年目、初めての優勝です。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/05/30/gazo/G20160530012686020.html
ツァーでの生涯獲得賞金はまだ0円ですが、本人は「ゴルフを始めたのも、プロになったのも遅いから伸びしろがある」と超ポジティブです。
結婚しているのかな?
ところで皆さん、内山プロって結婚しているのか、気になりませんか?
実は、2017年9月にご結婚されました。
おめでとうございます!
https://www.instagram.com/kumi.0402/?hl=ja
入籍した翌日には、同期の女子プロたちも駆けつけて、ウェディングコンペが開催されました。
ちなみに優勝したのは同期の青木瀬令奈プロでした。青木プロは6月のヨネックレディスに続いて、今シーズン2勝目(?)です。
https://www.instagram.com/kumi.0402/?hl=ja
内山プロ、末永くお幸せに!
トップ画出典:http://www.tfm.co.jp/shot/index.php?blogid=307&archive=2016-11
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