
沖縄県出身の人特有の彫りの深い顔をした女性プロゴルファーがいます。
若干22歳の彼女の名前は大城美南海(みなみ)プロです。
綺麗なルックスもさることながら笑顔が可愛い若手の女子プロゴルファーです。
沖縄出身プロの背中を追い続け今もなお成長する大城プロを紹介します。
https://gdo-next.golfdigest.co.jp/page/interview24
<大城美南海プロフィール>
所属 フリー
出身地 沖縄県南城市
生年月日 1995年2月15日
入会期 2014年8月1日 86期生
契約ウェア ビームスゴルフ
http://www.tfm.co.jp/shot/index.php?blogid=307&archive=2017-05
沖縄出身プロの影響
大城プロがゴルフを始めたのは2005年の10歳の時です。
ちょうどその頃のゴルフ界といえば2004年に宮里藍プロがミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントで優勝をして最年少高校生プロゴルファーになりました。また、同年には横峯さくらプロもアマチュアながら再春館レディースで当時のゴルフ女王である不動裕理プロとプレーオフ勝負まで持ち込みました。あまりゴルフをするイメージのなかった高校生ゴルファーの人気に火がついた時期でもありますね。
大城プロも宮里プロや横峯プロの活躍をテレビで見て少なからず影響を受けたのではないでしょうか。
http://www.city.nanjo.okinawa.jp/about-nanjo/introduction/mayor/log/20140806.html
沖縄という立地
沖縄県という土地は昔からジュニアゴルファーへ手厚いサポートをしていることで有名です。
宮里プロを始めとする諸見里しのぶプロや宮里美香プロなどトッププロが誕生したことも納得できます。
沖縄はジュニアゴルファーの練習場代やプレー費が他道府県に比べると破格の安さです。さらに年間を通して安定した気候なのでゴルフにオフシーズンを作ることがありません。
こういう環境で練習したジュニアゴルファーにもまれながら大城プロは大会で活躍してきました。
http://okinawakengolfasc.jp/8-news/86-5.html
高校は県外へ
大城プロは東北高校へ進学します。大リーガーのダルビッシュ投手も東北高校の出身です。しかし、2011年に起きた東日本大震災の影響で大城プロは東北の地を離れ、熊本県の熊本国府高校へと転校します。熊本国府高校はスポーツに力を入れている高校で、サッカー選手やプロ野球選手・バスケットボール選手など数多くのアスリートを誕生させています。
転校した時の思いを大城プロは「自分だけ逃げるみたいで苦しかった」と言っています。1年でも一緒にゴルフをした同級生と別れ、新天地でゴルフ部に入学し活動するというのは大きな決断だったと思います。
http://column.sp.golf.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=002-20160901-401
実力・成績は折り紙付き
ジュニアゴルファー時代からも大城プロの実力・成績は折り紙付きです。
東北高校に在籍していた1年で全国高等学校ゴルフ選手権東北大会優勝、宮城県ジュニアゴルフ選手権2位、全国高等学校ゴルフ選手権秋季東北大会4位と東北地方の主要大会で上位の成績を収めています。
さらに転校した熊本国府高校でも全九州クラブチャンピオンズゴルフ選手権優勝(2011年)、九州高等学校ゴルフ選手権2位(2012年)という成績を残しています。
しかし、高校卒業してすぐにプロテストが合格するとは限りませんでした。惜しくも落ちてしまった2014年度は単年登録のプロ制度を利用しQTツアーへの参戦を続けながらプロテストを受けました。結果として1年のプロ浪人生活でプロテストに合格することができました。
順風満帆に見えても自分の描いていた夢や理想まであと少し足らないということはあります。そんな時、ひたむきに夢に向かい努力を続けることが大切だと大城プロから教そわった気がします。
https://twitter.com/minami021525/status/707408354759421953
トップ画出典http://news.golfdigest.co.jp/tournament/hotshot/1512/index.html
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