
結婚と仕事の両立をしている女性は多く存在します。
それはプロゴルフ界でも同じで上野藍子プロは結婚し家庭と仕事の両立に励んでいます。
上野プロというとあまり馴染みがなく聞いたことない人が多いかもしれませんが、旧姓は吉田藍子プロでした。
上野プロが選んだ結婚という選択とプロゴルファーとしての大変さについて迫りたいと思います。
http://news.golfdigest.co.jp/news/gdoeye/lpga/article/11490/1/
上野藍子プロフィール
身長 163cm
体重 63kg
血液型 B型
出身校 香川西高等学校(香川県)
プロテスト合格日 2006年7月27日
趣味 音楽鑑賞
好きな色 白、スカイブルー
ゴルフ歴 11歳~
師弟関係 米田貴、今堀りつ
http://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?imageId=18080
上野プロの歩み
徳島県出身の上野プロは34歳(2017年9月10日現在)です。10歳からジュニアスクールへと入会し、ゴルフに慣れ親しんでいた上野プロは高校卒業後に兵庫県内のゴルフ場へ所属し研修生として修行を積みます。
高校生時代には土日祝日と学校が休みの日には近所のゴルフ場でキャディとして働き、仕事後はラウンド練習をして技術を向上していきました。
全国大会への出場も経験し、高校を卒業する頃にはプロゴルファーになることを意識していきます。
研修生になってゴルフ場で働きながらプロを目指してもプロになれず夢を諦めて行く人は何人もいますが、上野プロは夢を叶えることができました。自分の夢に誠実に真剣に向き合った結果です。
https://www.lpga.or.jp/members/info/1000683
上野プロの活躍
上野プロが一躍有名になったのは全米女子プロゴルフ選手権の予選を通過したことですが、その前にゴルフファンであれば知っている劇的な逆転優勝劇がありました。
それがLPGA新人戦加賀電子カップです。
首位と2打差の6位タイでスタートした上野プロはその日5バーディーノーボギーという完璧に近いゴルフをしました。スコアは67という文句のつけようがない数字で、周囲のゴルファーたちがスコアメイクで苦しむ中のプレーで誰しもがこのラウンドを高く評価しています。
それもそのはずです。
この大会には同期である有村智恵プロや笠りつ子プロが出場していて逆転で追い抜いたからです。
今となれば一流プロになっているゴルファーが多いですが、加賀電子カップでの逆転優勝をピックアップすると上野プロの凄さに目がいってしまいます。
http://news.golfdigest.co.jp/news/photo/15936/1/18696/
メンタルのコントロールが上手い
加賀電子カップでの上野プロを評価する大きなポイントはメンタルコントロールの上手さです。この当時はまだメンタルコントロールの意義や効果についてメジャーではなく、ルーティーンという言葉を知っている人がいるかいないかといったレベルでした。
実は加賀電子カップの前に次期シーズンのシード権を争うファイナルQTで73位と撃沈してしまいました。その結果で次期シーズンではレギュラーシードが失った状態で最終日を迎えました。
加賀電子カップを制すると「ダイキンオーキッドレディースゴルフトーナメント」への出場を保証され優勝を知った上野プロは大変喜んでいました。
レギュラーのシード権は撮ることができなかった上野プロですが、優勝時のインタビューではステップアップツアーへ向けて前向きな言葉が聞けたのでファンは安心できましたね。
http://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?imageId=11034
結婚という選択
ゴルファーだけでなく社会人でもそうですが結婚という選択をするときはやはり勇気や決断力が必要になります。
上野プロは2008年に全米女子ゴルフ選手権の予選を通り本線へ出場したことで一気に名前が知り渡ることになります。そしてその翌年にめでたく結婚をするのですが、出会いはゴルフでした。
上野プロは高校生の時から川西栄子ティーチングプロに教わっています。上野プロの旦那さんは大阪の会社に勤務していた会社員でしたが転勤で香川県へとやってきました。その転勤をきっかけに四国地方で川西プロが行っているレッスン教室へと通うようになります。
そして、川西プロからの紹介で二人は出会い付き合うようになりました。
結婚相手の会社員男性はゴルフに対して十二分に理解をし上野プロを支えたいと思っているはずです。そして上野プロも女性として旦那さん、家庭を支えていきたいと思っていることでしょう。
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社会の多様性が注目されてきて家事をする主夫の方や夫婦共働きも社会的に多くなってきています。しかし、結婚をしたからには夫婦で支え合いながら生活をしていかなければいけないです。
上野プロも家庭に入るのか、それともゴルファーとして活躍し続けるのかで悩みましたが両立することを決めました。
上野プロは現代の女性を反映していると言っても過言ではないです。
家事とゴルフとで忙しい毎日ですが上野藍子の名前がスコアボードに並ぶ日を心待ちにしましょう。
https://www.lpga.or.jp/members/info/1000683
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