
若干24歳(2017年9月10日現在)の女性プロゴルファーの井上りこプロをご存知でしょうか。
2017年のプロテストに合格。ニューヒロインとして女子プロゴルフ界の将来を引っ張ってくれる選手の一人です。
そんな彼女のこれまでの経歴や可愛らしい写真など内容盛りだくさんでご紹介していきます。
https://www.lpga.or.jp/members/info/1004198
井上りこ選手のプロフィール
所属/フリー
出身地/福岡県福岡市
出身校/大手前大学(兵庫県)
生年月日/1993年4月10日
身長/164cm
体重/57kg
血液型/A型
ゴルフ歴/9歳~
得意クラブ/9番アイアン
1W平均飛距離/240ヤード
プロテスト受験回数/2回目
趣味/映画鑑賞、音楽鑑賞
好きな色/白、紺
スポーツ歴/水泳
井上りこ選手がゴルフを始めたきっかけ
ゴルフ歴は9歳からだそうです。小学校でいうと3年生か4年生からですね。
小学生の頃からゴルフに触れることができたのには理由があります。なんと井上プロの実家の近くにはゴルフ練習場があり、その影響で小さい時からゴルフに親しみがあったそうです。近所にゴルフ練習場があるのはゴルファーにとっては嬉しいことですよね。井上プロのお父さんもゴルフ好きということで井上プロは非常に恵まれた環境でゴルフを始めたと言えます。
ゴルフを始めてすぐにとはいきませんでしたが徐々に結果を残していきました。中学生時代には九州中学校ゴルフ選手権春季大会で第3位に入賞します。九州地方出身のプロゴルファーでも多くの選手がこの大会で入賞しています。九州出身ゴルファーの登竜門と言っても過言ではないのではないでしょうか。
高校は私立沖学園高校へ進学します。沖学園高校は九州地方でもゴルフを始めとするスポーツに力を入れている高校で、井上プロも沖学園高校のゴルフ部で練習に励みました。その結果として九州高等学校ゴルフ選手権第3位、全国高校ゴルフ選手権大会団体3位という成績を残すことができました。私立高校のゴルフ部でもここまでの成績を残すことは難しいです。成績を見るだけで練習に明け暮れた高校3年間の生活を想像することができますね。
その後、井上プロは兵庫県にある大手前大学へと進学します。大手前大学へ進学することが今後の井上プロのゴルフ人生を大きく変えることになります。
http://narayagyu-cc.co.jp/news/?p=2404
井上りこ選手が飛躍した大学時代について
井上プロが大学へ入学したのは2012年。
実は2009年から大手前大学のゴルフ部にはあるトッププロが監督として就任していました。それが坂田信弘プロです。坂田プロと言えば「坂田塾」の塾長として有名です。
坂田塾とは西日本を代表するジュニアゴルフスクールで、裸足で練習をさせる・7番アイアンしか使わせないでラウンドをさせるなど独特の練習方法が話題を集めています。その塾長である坂田プロは漫画の原作者でもあり多数の漫画の原案も考案しています。
坂田プロが就任する前までは大手前大学のゴルフ部は大学ゴルフ部界で無名な存在でした。それも女子部員は1人しかおらず、その1人は坂田塾の出身者です。部員数が足らなかったのでゴルフの大会でも活躍することができなかったのです。
しかし、就任2年目で女子ゴルフ部は優勝をすることになります。
https://www.value-press.com/pressrelease/148910
坂田プロが就任してから女子ゴルフ部には坂田塾出身者が進学してくるようになりました。
その結果、部員数が大会出場人数に満たしたので大会に出ることができるようになりました。坂田プロも合宿や遠征をたくさん行い、さらには自身の長男である坂田雅樹氏をヘッドコーチとして召集し常時レッスンをする環境を整えました。
井上プロが入学した時にはこの環境が作られていたので、非常に恵まれた環境でゴルフをすることができました。
事実、大手前大学ゴルフ部として2012年に全国女子大学ゴルフ対校戦団体で優勝をし、2014年関西女子学生ゴルフ選手権で個人優勝をしました。さらに個人のゴルフスキルが評価され、世界大学ゴルフ選手権に出場します。
そして大学最後の年には世界の大学生が集まるユニバーシアード大会で団体銀メダルを受賞するほどメキメキと実力を付けました。
井上りこ選手のこれからの活躍と期待
中学生の頃から大学生までコンスタントに大会で結果を残している井上プロですが、やはり特記すべきは大学生時代の結果です。コンスタントに入賞していたと言っても3位を取ることが多く、本人にとって苦い思い出になっているのではないでしょうか。
大学時代に少し辛くてもゴルフ部としてゴルフに没頭できた4年間という時間はプロになるための礎と言えますね。
2020年には東京オリンピックでゴルフ競技が行われます。
2016年のリオオリンピックでは日本人選手の活躍はそこまでめざましいものではなかったですが、2020年に向けて日本ゴルフ協会をはじめとしてゴルフ関係団体が選手育成に力を入れています。もう4年を切ってしまっていますが、いかに短期間で技術が向上するかというのがポイントにもなってくるのではないでしょうか。
そういう意味では井上プロのように大学で礎を築いてからプロゴルファーになった選手の方が強いといえるのではないでしょうか。
まだ井上プロの活躍の主戦場はステップアップツアーですが、いつか日本女子プロゴルフ界を引っ張っていくアイドルゴルファーになってくれる日もそう遠くはないでしょう。
これからの井上プロの活躍を祈っています。
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