2018年は、かつての“天才少女”高橋恵プロから目が離せない!

高橋恵,ゴルフ
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2018年のツアー出場の優先順位を懸けたファナルQTも終わりましたが、ゴルフファンなら、もう結果はチェックしましたよね。

プロにとって翌年のツアー出場権を掛けた熾烈な闘い、今回も悲喜こもごも数々のドラマがありましたが、ファンにとっても応援するプロが何位だったか、とっても気になりますよね。

今回は、そんなファイナルQTをトップで通過して、2018年の出場権を獲得した、高橋恵プロを紹介します。

 

<高橋恵選手のプロフィール>

所属/伊藤園

出身地/神奈川県横浜市

生年月日/1996年7月20日

身長/172cm

体重/60kg

血液型/B型

出身校/佐久長聖高等学校(長野県)

プロテスト合格日/2016年7月29日

スポーツ歴/水泳

趣味/野球観戦

好きな色/白 黒

ゴルフ歴/7歳~

高橋恵,ゴルフ

http://www.itoen.co.jp/

 

身長172センチと、名前のとおりの恵まれた体は、お父さん譲り。お父さんは、元実業団のバスケットボール選手で身長が2メートルもあるそうです。

中学生で既にこの身長だったということですから羨ましい限りです。お父さんには感謝しないと。

 

プロゴルファーへの決断!

高橋選手が本格的にゴルフを始めたのは小学校に入ってからですが、3歳のときから、おじいちゃん、おばあちゃんに買ってもらったプラスチック製のおもちゃのゴルフクラブを振って遊んでいたそうです。

高橋恵,ゴルフ

https://www.amazon.co.jp/

 

小学校に入って本格的にゴルフに取り組むようになると、めきめきと頭角を現します。2007年、2008年と関東小学生ゴルフ大会を連覇すると、当時ゴルフ部が出来たばかりの佐久長聖中学校の監督の目に留まりスカウトされます。「プロになるならいつか自分で決断しないといけない時がある」と、中学入学と同時に生まれ育った横浜を離れ、長野での寮生活を決心します。

おじいちゃん、おばあちゃんが一緒に長野に引っ越してくれたそうですが、小学校を卒業したばかりで寮生活に送り出すなんて、ご両親にとっても大きな決断だったことでしょう。

 

天才少女の誕生!

高橋恵,ゴルフ

https://news.golfdigest.co.jp/

 

順調に成長した少女は、中学2年生の2010年、ステップアップツアーのANAプリンセスカップで優勝してしまいです。プレーオフで下川めぐみプロ、金田久美子プロを破る堂々たる優勝です。

下部ツアーとはいえ、アマチュアがプロの試合で優勝するのは、2003年に宮里藍選手が「ミヤギテレビカップ」に18歳102日で優勝して以来です。

そして高橋選手は、“天才少女”として一躍脚光を浴びることになりました。

 

長く苦しいトンネル

しかし、高橋選手にとって、天才少女として一躍脚光を浴びることが、同時に苦悩の始まりでした。

天才少女”と呼ばれるようになった高橋選手は、「違うのになあ、勢いで1回勝っただけなのに」と思っていたのですが、周りの期待は高まるばかりです。そうなると周囲の期待に応えよう、いい成績を残そうと自分自身を追い詰め、自分で大きなプレッシャーを掛けてしまい、その結果イップスになってしまいます。本人は「50センチのパットも一切入らなかった」と振り返っています。

高橋恵,ゴルフ

https://www.hm-golf.com/

 

イップスは、ストレスだったり、緊張だったり、特に、結果を出さなければいけないなどのプレッシャーにより、普段なら普通に出来ているプレーでも、突然自分の思い通りの動きや意識が出来なくなる症状のことです。いろいろ原因はあるようですが、まじめに周囲の期待に応えようという気持ちが強い選手ほど、イップスになりやすいようです。

そして高校を卒業し、初めて受けたプロテストは不合格に終わります。でも高橋選手は、どんなに苦しい時もプロになる夢は捨てなかったといいます!

 

イップスを克服し、プロテスト合格!

高橋選手が長いトンネルを抜け出すきっかけをくれたのは、ゴルフを始めるきっかけを作ってくれた祖母の喜美子さんの「大丈夫。焦らずやっていきな」 という1言だったといいます。

1度目のプロテストで不合格になった後、「2週間ぐらいパター練習するのを辞めたんです。あと打つときに考えすぎないようにしようと」、すると気持ちが軽くなり、徐々に手が動くように、パッティングの調子も上向いてきたそうです。そして2回目のプロテストで見事合格を果たしました。

中学6年生でステップアップツアーに優勝から6年、高橋選手は、イップスを克服し、ようやくプロとしてスタートラインに立つことができました。

 

プロになって初めての優勝!充実の1年!

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https://www.lpga.or.jp/

 

LPGA新人戦「加賀電子カップ」は、その年にプロテストに合格した新人選手のみが出場できる、文字通りの「新人戦」です。歴代の優勝者には、不動裕理プロ、上田桃子プロ、横峯さくらプロ、李知姫プロ、森田理香子プロ等々、そうそうたるメンバーが名を連ね、新人プロゴルファーの登竜門といわれる大会です。

 

その試合で高橋選手は、2014年日本女子アマチュアゴルフ選手権のチャンピオン蛭田みな美選手や川岸史果選手、永井花奈選手らを破り、通算3アンダー、2位に4打差をつける圧勝で見事優勝を飾りました。かつて13歳でステップアップツアーに優勝し、“天才少女”と呼ばれた高橋選手の完全復活を印象付ける試合でした。そして同時に、今後プロゴルファーとして勝利を重ねてゆくであろう高橋選手にとって、プロとして記念すべき1勝目でした。

また、その年のファイナルQTでも7位に入り、見事2017年のツアー出場権を獲得したのです。2016年は高橋選手にとって、まさに充実の1年でした。 

 

「プロの壁」は厚かった!

高橋恵,ゴルフ

http://www.alba.co.jp/

 

2017年、1年を通して戦ったレギュラーツアーでしたが、プロの世界はそんなに甘いものではありませんでした。

35試合に出場して、予選通過は10試合だけ、最高順位は、ヨネックスレディスの27位タイ、賞金ランクは97位と、とても満足できるような結果ではありません。

プロの壁に何度も挑み続けましたが、ことごとく跳ね返された、といった感じの一年でした。

でも一年を通してレギュラーツアーを戦えたことで、高橋選手にとっては自身の課題を見つけることができたでしょうし、素晴らしい経験になったことと思います。この経験は、これからのゴルファー人生において、必ず生きてくるはずです。

 

やっぱり大物!QTトップ通過!

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https://www.lpga.or.jp/

 

中学2年生でステップアップツアーに優勝してから、周囲の期待に応えようと苦しんだ6年間、1年間ツアーで闘いながらもプロの壁の厚さを思い知らされた2017年。

そして、臨んだ2017年のファイナルQTでしたが、なんと見事1位通過を果たしました。やはり「ただ者ではない!」という感じです。

 

2018年を飛躍の年に!

プロの世界というものは、アマチュア時代、天才と呼ばれた少女たちが集まって鎬を削る世界、アマチュア時代の実績もプロでの活躍を保証してくれませんし、去年の成績すら今年の成績を保証してはくれるものではありません。そこでは、ただひたすら向上心を持って真摯にゴルフに取り組むことのみが成功への道であり、近道はありません。

高橋恵,ゴルフ

https://news.golfdigest.co.jp/

 

高橋選手の魅力は、何といっても172センチ、60キロという体格から放たれるドライバーショット、平均でも275ヤードと女子ではトップレベルです。本人も「飛距離にはこだわりたい」と言っています。

2017年は、この飛距離を武器にイーグル奪取数では6位でした。2018年も、この最大の強みを生かして、大きく飛躍して欲しいと思います。

2018年からはリランキング制度が導入されるとのことなので、春先からスタートダッシュして後半戦の出場権、そして賞金シード、さらにはツアー初優勝を目指して頑張ってください。

 

2018年は、復活したかつての“天才少女”、高橋恵選手から目が離せませんよ!!

 

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コメント

    • Try Limits
    • 2018年 5月 11日

    高橋恵プロ応援してますよ!不振は誰にでもあるし何時訪れるかもわからない。しかし、QT1位通過した時の笑顔でいれば再び幸運は舞い戻ってくるはず。どんな状況でも、あるがままのボールに感謝し微笑みかけて振りぬけばナイスショット間違いなし。Try Limits(意志あるところに限界は無し)気持ちを大切にしてほしいです。そして、今度は優勝の時にサインをくださいね。小生も横浜(ウ●・・ヤ練習場)で練習してます。
    QT1位もっともっと大きく取り上げてほしいです。

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