日本ゴルフ史上最強の女子プロ!「世界のアヤコ」こと岡本綾子プロ

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2005年「世界ゴルフ殿堂」入り、2014年「日本プロゴルフ殿堂」入りをした岡本綾子プロ。

その現役時代を知る人も少なくなりつつありますが、岡本綾子プロの現役時代を知っている人は、その凄さを思い出していただき、また、現役時代を知らない人にも、その凄さの一部でも知っていただければと思います。

 

<岡本綾子選手のプロフィール>

出身地/広島県東広島市

生年月日/1951年4月2日

身長/165cm

体重/65kg

血液型/B型

出身校/今治明徳高等学校(愛媛県)

プロテスト合格日/1974年10月18日

スポーツ歴/ソフトボール

趣味/読書

好きな色/グレー

ゴルフ歴/21歳~

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受賞歴

2014年 「日本プロゴルフ殿堂」メンバー(プレーヤー部門)

2013年 LPGA特別賞

2012年 LPGA特別賞

2007年 東広島市名誉市民

2005年 「世界ゴルフ殿堂」メンバー(国際投票部門) 文部科学省スポーツ功労者顕彰 日本プロスポーツ功労賞

1997年 LPGA敢闘賞

1996年 日本プロスポーツ功労賞

1993年 広島県民名誉賞

1987年 内閣総理大臣顕彰 日本プロスポーツ大賞

1984年 日本プロスポーツ殊勲賞

1982年 日本プロスポーツ殊勲賞

 

高校卒業後、大和紡績に入社、ソフトボール部のエースで4番として1971年の国体に優勝。優勝の祝勝旅行でハワイに行きゴルフと出会います。1973年には、プロゴルファーを目指し池田CCの研修生となり、1974年のプロテストに合格しました。そしてデビュー年となった1975年には美津濃オープンで初優勝を果たします。

通算62勝(国内44勝、米国17勝、欧州1勝)をあげ、日本ツアーの永久シードを獲得しています。

 

「岡本時代」の到来、初の賞金女王へ!

1979年の日本女子プロゴルフ選手権では、大迫たつ子プロとの日本女子ゴルフ史に残る激闘を制し、通算17アンダーで優勝します。これは当時54ホールでの女子の世界最小スコア記録でした。コースセッティングが難しくなっているはずの日本女子プロゴルフ選手権でこのスコアは圧巻です。2位の大迫プロが15アンダーで、3位が4アンダーですから、この2人が異次元の戦いを繰り広げていたことがわかります。「岡本時代」の幕開けです!

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そして、1981年には年間8勝を挙げ、初の賞金女王を獲得します。

この年の獲得賞金は史上初の3000万円突破、年間8勝は当時の年間最多タイ記録、年間平均ストローク72.55は当時の新記録でした。まさに桁違いの強さです。

 

日本人として初めてアメリカLPGAツアーに本格参戦

賞金女王となった翌年の1982年から本格的にアメリカLPGAツアーに参戦します。

プロテストに合格した際、「将来の夢は、アメリカに行ってプレーすることです」とコメントして、「やっとプロになったばかりで日本で1勝もしてないのに生意気」と、反感を買ったそうですが、この後それを跳ね返していくことになります。

1年目の82年、アリゾナ・コパー・クラシックでアメリカ初優勝を飾ると、84年には、のちにメジャー大会に昇格する全英女子オープンで、2位以下に11ストローク差の大会レコードで優勝を飾っています。

 

「世界のアヤコ」の誕生!

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1987年、世界最高峰の大会である全米女子オープン、18ホールのストロークプレーオフとなったローラ・デービース(英)、ジョアン・カーナー(米)との名勝負は特に有名です。最終的にはローラ・デービースが優勝しましたが、日米英3か国のトッププレイヤーが大激戦を演じたこの大会は、全米女子オープンが真の世界一決定戦となった象徴的な出来事として、USGAの公式HPに紹介され、岡本プロの名前が刻みこまれているそうです。

そしてこの年、年間4勝を挙げアメリカ人以外で史上初のLPGAツアー賞金女王になったのです。また、年間最優秀選手(プレーヤー・オブ・ザ・イヤー)も獲得しています。

1987年は、「世界のアヤコ」が誕生した年といっていいでしょう。

 

あと一歩、ついに手が届かなかったメジャータイトル

1991年、全米女子プロゴルフ選手権での出来事、メグ・マローン(米)、パット・ブラッドリー(米)と並んで迎えた最終日最終ホールのグリーン上、右手前5メートルからのバーディーパット、のちに岡本プロは、「打った瞬間に入ったと思ってボールを取りに行こうとしたら、カップの淵の5ミリぐらいの所でピッと右に切れたんです。一瞬(血の気が)サーッと引きました」と語っています。

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このホールでバーディーを奪ったメグ・マローンが優勝したのですが、結果に納得できない岡本プロは、一度、駐車場を出てからコース出口のゲート手前でUターンし、18番グリーンに戻り、同じ個所からもう一度打ってみました。すると見事1発でカップイン。夕闇の中、撤収作業をしていたスタッフたちが、拍手喝采してくれたそうです。

メジャー大会では、実に単独2位が4回、2位タイが2回もありましたが、ついにメジャータイトルをその手に掴むことは出来ませんでした。

 

誰もが認める世界一美しいスイング

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ゆったりしていながら流れるようなリズム。ダウンスイングのための深さと、インパクトで右ひざをスーッと左ひざに寄せてヘッドを走らせる。まったく力みが感じられない、世界一美しいスイングだと思います。

ジャック・ニクラスがナンシー・ロペスに対して、「ナンシーもアヤコみたいなスイングをした方がいいよ。素晴らしいリズム・テンポをしているよ」と言ったそうです。

通算48勝(うちメジャー3勝)のナンシー・ロペスに対して、帝王ニクラウスがこう言うのですから、そのスイングの素晴らしさがわかりますよね。

 

日本女子ゴルフ史上、最強のプロゴルファー

ここまで書いて、改めて岡本プロの凄さを思い知らされるとともに、日本の女子ゴルフ史上最強のプロゴルファーであると確信しています。

現在、ゴルフ界では松山英樹選手、野球界でも、野茂英雄選手をはじめイチロー選手、松井秀喜選手など、成功を収めているアスリートがいますが、岡本プロがアメリカにおける成功の先駆けになったことは間違いありません。

近ごろは、テレビ解説などでお目にかかる程度ですが、その辛口な解説からは、岡本プロのゴルフに対する厳しい姿勢を伺い知ることができます。いつまでもお元気で、日本のゴルフ界発展のためにご活躍されることを願います。

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