曲がらないドライバーショット!!初シード権獲得の東浩子選手

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あっという間に12月ですね。年末まで忙しくなる方も多いと思いますが、ゴルフ選手のお話しでほっと一息入れてくださいね。さて、白熱した今シーズンの女子ツアーでしたが最終賞金ランキングが決定しましたね。

そして今回は今年見事に初シードを獲得した選手陣のお1人、プロ6年目の東浩子選手の魅力に迫りたいと思います。

今季、特に後半戦では自信と貫禄すら感じさせる見事なプレーをされた東選手。

念願のランキング入賞を達成した正確なプレーについてご紹介します。

 

写真出典 http://clunk.jp

 

<プロフィール>

名前:東浩子

所属:加賀電子

出身地:岡山県勝田郡

生年月日:1992年5月1日

身長:156cm

体重:52kg

血液型:B型

出身校:岡山県作陽高等学校

プロテスト合格日:2012年7月26日

入会期:2012年7月27日 84期生

スポーツ歴:バスケットボール

趣味:ショッピング ドライブ

好きな色:緑 紫

ゴルフ歴:3歳~

ホールインワン:2回

契約:クラブ・ボール – ダンロップ ウェア – クランク

生涯獲得賞金:189位 ¥99,788,202

 

岡山に東姉妹あり

東選手がゴルフを始めたのはなんと、3歳から。

伯父さんが経営するゴルフ練習場でお母さんが働いていたため、幼稚園の後は毎日そのゴルフ練習場で遊んでいたそうです。ゴルフに触れられる環境で育ち、小学校に上がるころには自然とゴルフに興味を持ちました。

東家はゴルフ家族で、姉の香理さんとともにゴルフの頭角をすぐに現した東選手は「岡山に東姉妹あり」と言われるほどジュニア~アマチュアの大会で活躍しました。

2012年には2回目のプロテストに挑戦しトップの成績で合格。そして同年のLPGA新人戦加賀電子カップで優勝、という申し分のないプロデビューをされています。

 

武器はドライバー

ところで、今年からLPGAのスタッツに「フェアウェイキープ率」の記録が追加されたことは皆さんご存知でしょうか。東選手の得意クラブはドライバーですが、その「曲がらないショット!!」っぷりは群を抜いています。今季ランキングされた東選手のフェアウェイキープ率は堂々の2位(約78.1%)です。この記録が東選手のドライバーショットがいかに直進するかを証明しています。因みに、ご参考までにこの記録の1位は酒井美紀選手(約79.8%)でした。

 

今年、東選手が初シード獲得に王手をかけたのは、9月の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯。実はこの大会のコースは、多くの選手を悩ませるほどフェアウェイの幅が非常に狭い難関セッティングでした。言い換えればフェアウェイキープ率の高さが勝敗を分ける、ということになります。

その大会に「自分の良さが出る!」とプラス思考で挑んだ東選手は、得意の武器であるドライバーショットを十分に活かしました。初日はなんと、18ホール中16ホールでフェアウェイキープ!?という神がかったような高キープ率を披露し首位タイでスタート、2日目も首位を守りました。

 

弱点克服のために

そんな東選手ですが、苦手とするのはパッティングなんです。

グリーン上で一度ミスをするとひきずってしまい崩れやすい、メンタル面がとても関係していると個人的にも分析されているように、精密なドライバーショットが得意な東選手にとって、パットの攻略がこれまで初優勝への課題でした。

フェアウェイキープ率、パーオン数が良く、勝ってもおかしくない数字なのに優勝に届かないもどかしさを抱えてプレーをしてきた5年間。家族や仲間の応援にも応えたい気持ちと、同期の比嘉真美子選手や同い年の堀奈津佳選手の先行する活躍と自分の状況を比べて、焦りもあったはずです。ショットで乗り切ることが出来た試合でも、グリーン上での不安を取り除くことが出来ればもっと良い成績が出せた、という思いが常につきまといました。

そしてこの大会の2週間前に思いついたのが、クロスハンドグリップでのパッティングだったそうです。ロングパットや、チャンスの場面で「これまでの体の癖でオープン気味になってしまうのが、クロスハンドで握るとスクエアに構えられる。」と気づいたのだとか。

 

東選手は自他ともに認める勉強熱心かつ前向きな選手で、これまでも仲の良い他の選手に素直にアドバイスを求め、さらに「予選落ちが決まった試合でも絶対に3パットは打たないようにしよう」「優勝を狙ってはいても私にはまだまだ足りない物がある」など、ご自身で課題を見つけてプレーをしてきました。また、練習ラウンドよりも緊張感のある試合の中で課題を消化できれば、より確実に技術が身につくと考え、実戦でのチャレンジに重きを置いているそうです。とても謙虚で貪欲な東選手の姿勢には頭が下がるのと同時に、すごく応援したくなりますね!

 

成長に自信!念願の初シード

そして日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯の最終日

変わらずドライバーは好調でしたが、インの12番からは3連続ボギー。ともすれば、今までのように崩れそうな流れをむかえます。

しかしそこで「とにかく耐える。自分のプレーに集中すればいい。」と、気持ちを切り替えて冷静にクロスハンドパットでピンチを跳ね返しました。15番では5メートルのパットを入れてバーディー。そして17番で7メートルのロングパットを沈める素晴らしいリカバリーを見せました。

「17番は気持ちで入れました。自分の成長を感じました。」と、ご自身も満足のコメントをされています。結果は5バーディー、1ボギーの通算2アンダー67でした。

見事に自己ベストとなる3位で最終日を終え、疑う余地もなくフェアウェイキープ率は堂々の大会1位、またこの時点で今年の獲得賞金は2463万円となりました。

シード権獲得の目安は賞金2000万円以上と言われているので、この時点で東選手のシード権獲得がほぼ確実になったんですね!

 

写真出典 http://www.sankei.com

 

Never Up, Never In

実はこの大会で東選手が着用していたサンバイザーには、「Never Up, Never In」のマーカーがクリップされていました。これは、わずか17歳で全英オープンを制し合計4回も全英オープンで優勝をした伝説の英雄、トムモリスシニアの「届かなければ入らない」という名言ですね。この言葉はツアー初優勝、メジャー初制覇、初シード権獲得を目指して、この大会で首位タイ発進から最後まで粘りを見せた東選手の気持ちそのものを現しているかのようです。

 

通常は上位争いの大会には岡山のご両親が駆けつけて応援されるそうですが、今大会では東選手は「2日目が終わって母と電話で話していたときに、明日は見に来る、というので今回は岡山で見守ってほしい、とお願いしました。両親をコースで見るとつい、良いところを披露しなくては、と力んでしまうんです。そういう良い格好しいのところがあるから、今回はそういうのは無くして本気で自分の力で頑張りたいと思い挑みました。」ご両親の声援は嬉しいでしょうし励みになると思いますが、敢えて孤独な状況を選択したところに強い精神力と「ここでやらなければ」という並々ならない熱い闘志が感じられます!

写真出典 http://www.sankei.com

 

オフの過ごし方と意外な趣味

そんな秘めた強さと熱さを持つ東選手ですが、雰囲気はとてもほんわかされていて、お洒落でカラフルなクランクのウェアがいつも非常に良くお似合いです。

ご自身のインスタグラムでオフにキャディーさんや、仲の良い選手たちと釣りやBBQを楽しむ様子を紹介されていたり、趣味は実はドライブだったりと、その雰囲気からは意外な男性的な一面もお持ちです。

特にスピードの出る車が大好きだそうで、毎年アースモンダミンカップの優勝選手に副賞として贈られるポルシェがとても気になるのだとか(笑)。今年は鈴木愛選手が優勝し副賞はポルシェ・マカンでしたね。アースモンダミンカップは高額賞金の大会として有名ですが、毎年ポルシェですよ…あらためて本当に豪華な大会ですね!

東選手はシード権を獲得されて、来季は出場試合が多くなりさらに勝利へのチャンスが増えますね。東選手の初優勝が見られる日がいよいよ近いかもしれません。ポルシェの獲得にも期待します!

 

トップ画出典元 https://www.lpga.or.jp/library/info/11025

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