注目の新人女子プロ「蛭田みな美」は父の熱意が凄い!

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket
LinkedIn にシェア

2016年にプロテストを合格した女子メンバーの中でも、特に注目株となっているのが、蛭田みな美選手です。

「日本アマチュアゴルフ選手権」「日本ジュニアゴルフ選手権」の2大アマチュア大会で優勝しているという素晴らしい実績を持っています。今後の活躍に注目が集まっている選手なので、若手のうちから知っておくと、彼女の技術的な成長とともに、賞金金額や大会の順位などといった記録の成長も合わせて楽しめるでしょう。

今回の記事では、彼女がゴルフを始めたきっかけや、家族のこと、そして現在の蛭田みな美選手をご紹介していきます。

蛭田みな美のプロフィール


https://www.lpga.or.jp/

所属:フリー

出身地:福島県東白川郡

生年月日:1997年7月15日

身長:164cm

体重:58kg

血液型:O型

出身校:学校法人石川高等学校(福島県)

プロテスト合格日:2016年7月29日

入会期:2016年7月30日88期生

スポーツ歴:陸上 テニス

趣味:音楽鑑賞

好きな色:赤

ゴルフ歴:3歳~

契約

ボール:ブリヂストン

ウェア:ブリヂストン

蛭田みな美がゴルフを始めたきっかけ

プロフィールにも書かれていますが、蛭田みな美選手がゴルフを始めたのは、なんと3歳の頃です。3歳といえば、身長は1メートル以下、体重は15キロ以下、ようやく一人で靴を履けるようになるという状態です。そんな中でゴルフのような精密さを要求されるスポーツができるという時点で凄いことですよね。

実際には、もちろん3歳児がコースを回るようなことはしません。兄や姉の影響を受けて、おもちゃの変わりにゴルフクラブを握っていたのだそうです。そして、物心がついたときにはゴルフが生活の一部になっていたのだとか。これは私たちでいえば「朝歯磨きをする」「お風呂掃除をする」のような習慣が、蛭田選手の場合は「ゴルフをする」という事だったのかもしれません。

蛭田みな美のアマチュア時代の活躍


https://www.lpga.or.jp/

実は、ゴルフ業界の中では「蛭田3兄妹」といえば非常に有名です。特に、東北地方のジュニアゴルフの業界ではほぼ知らない人はいないでしょう。

 

姉の蛭田彩子さんは、みな美さんの4歳上です。その実績は

2006年「東北ジュニアゴルフ選手権競技 女子12歳〜14歳の部」で7位

2009年「東北女子アマチュアゴルフ選手権競技」でベスト16

 

兄の蛭田玲於さんは、みな美さんの2歳上です。その実績は

2012年「東北ジュニアゴルフ選手権」で優勝

2013年「全国高等学校ゴルフ選手権東北大会」で優勝

2014年「東北アマチュアゴルフ選手権」で4位

 

このように、蛭田みな美選手は、兄も姉もジュニアゴルフの大会で輝かしい実績を残しています。

しかし、末っ子のみな美選手は上の2人よりもさらに素晴らしい実績を残しています。

中学時代には

2009年「東北ジュニアゴルフ選手権競技」優勝

2010年「東北中学校ゴルフ選手権大会」優勝

という2つの大きな大会で優勝を果しました。

さらに

2012年『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン』という、プロが出場する大会に参加しました。そして当時中学3年生ながらそのほかのプロ選手を抑えて予選を通過したのです。中学3年生がベストアマチュアを獲得し、メディアから大きく注目されました。

そして高校時代はさらに多くの活躍をします。

2014年「日本アマチュアゴルフ選手権」では初の日本一に輝きました。この大会には、アマチュア時代の森田遥選手や堀琴音選手も参加しており、その中での日本一なので、非常に価値の高いものだったでしょう。

そして同年、世界大会である「キャロウェイジュニアワールド選手権」に参加します。そしてなんと世界3位タイに食い込みました。

さらに、2015年「日本ジュニアゴルフ選手権競技」で優勝

2015年「ワールドレディスサロンパスカップ」で44位タイローアマチュアを獲得

2015年「センチュリー21レディス」最高位となる11位

2016年「スタジオアリス女子オープン」で再び11位となりローアマチュアを獲得

女子高生とは思えないほどの凄まじい活躍を見せます。

これだけ兄妹揃って活躍できたというのは、やはりその家庭環境がゴルフに特化していたという事なのでしょう。

では、蛭田3兄妹は、どのような環境でゴルフと接してきたのでしょうか。

お父さんからのマンツーマン指導


https://www.lpga.or.jp/

蛭田みな美選手は、高校では当然ゴルフ部に所属し、放課後はゴルフ部専用のバスに乗って「グリーンアカデミーカントリークラブ」というゴルフ場に練習に行っていました。

通常の部活動は、監督の指導の元に部員はその指示に従って練習を行いますが、蛭田選手の練習は少し違います。なんと、他の部員が監督の指示に従う中、蛭田みな美さんはお父さんからのマンツーマン指導を少し離れたところで受けていたのです。

実は、蛭田みな美選手のお父さんである蛭田宏さんは過去にアマチュアゴルファーとして活躍していた経験もある方で、小さな頃からずっとみな美選手の練習を見てきました。その職業はなんと動物病院の院長。仕事はすべて午前中に終わらせて、午後からはみな美選手の練習に付き添うのです。宏さんの言い分は「小さい頃から練習を見てきた私にしか、スイングのポイントはわからない」というもの。

確かにその通りかもしれませんが、高校の部活まで参加するというのは、お父さん、かなりの熱量ですよね。部活が終わって家に帰ると、晩御飯を食べて、そこからさらに夜のゴルフ練習です。

蛭田家には、通常のクラブ以外にも、スイング練習用のシャフトが短いクラブや、重さが2倍のクラブなど、様々な改造クラブがあり、その数はなんと1000本以上あるのだとか。さらに、自宅のガレージにはゴルフの室内練習場を作り、自宅の裏には手作りのバンカーまで作成。娘さんのゴルフ上達のためにはすべてを賭けるという、お父さんの覚悟を感じます。この行動と熱意の裏側には、中学時代に蛭田みな美選手本人が「すべてを犠牲にしてでもゴルフをやる」と覚悟を決めて練習に取り組んでいたことを父である宏さんが見て、その思いに応えるべくサポートしたという背景があるそうです。

プロになってからの活躍

蛭田みな美選手は、2016年にプロテストに合格。QTランキング23位の成績を収め、2017年からはレギュラーツアーにフル参戦しています。試合を重ねるごとに成長しており、開幕から8試合は予選落ちが2回のみ、予選通過後の最終順位も、27位、21位、24位、49位、22位と安定しています。プロ入り直後にこれだけの成績が残せたというのは、アマチュア時代から様々なプロの試合に参加していたため、雰囲気に戸惑う事がなかったという事も大きいようです。

そして、2017年6月に行われた「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」ではなんと2位タイという成績を残します。初日が終わった段階では1オーバーで6位タイという順位でしたが、2日目の12番ホールで惜しくもバーディーチャンスを逃がしてしまいますが、その後は13番ホールから3連続バーディーを獲得。クロスハンドからオーバーラッピングに戻した事で、13番ホールの4メートルパット、14番ホールの5メートルパット、15番ホールの2メートルパットという3つのバーディーパットをすべて決めてしまいました。このようなちょっとした変化がスコアに大きな変化をおよぼすというのも、プロ入りしたばかりの若い選手ならではですよね。

試合後のインタビューでは、「欲をかかないつもりが、最終ホールのティーショットで優勝を意識してしまい、チカラが入ってしまった」と反省点も語っています。さらに「2位という順位はうれしいが、コレで満足してはダメです」と自分を戒める発言も。

蛭田みな美のスイング


https://www.lpga.or.jp/

蛭田みな美選手のショットの飛距離は、平均240ヤードなので、女子プロゴルフの世界では平均的です。しかし、彼女のショットの特徴は飛距離ではなくその正確性にあります。安定して狙ったところに落とす精密なスイングは、何度も蛭田みな美選手を助けてきました。

もともとクラブを振りかぶった時に足が動いてしまう癖があったそうですが、2014年以降は修正してスイングが安定したのだそうです。

しかし、「平均的な飛距離で正確性が高い」というショットに本人はまだ納得しておらず、将来的に海外で活躍するために、あと20ヤードは飛距離を伸ばしたいと考えているそうです。

まとめ

このように蛭田みな美選手は小さな頃からゴルフをするための環境に囲まれ、家族に支えられながら結果を出し続けてきました。もともと持っていた素質もあるでしょうが、自宅に1000本以上あるという改造クラブが、その練習量の激しさを物語っています。夢は世界の舞台で活躍する事。レギュラーツアー初参戦の年に2位という輝かしい成績を収めていますが、まだまだ活躍して、2017年度中の優勝も狙って欲しいですね!

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket
LinkedIn にシェア

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 登録されている記事はございません。
ページ上部へ戻る