大江香織のゴルフ経歴とスイングの秘密!

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大江香織選手は、その柔らかな笑顔や、優しげなたれ目の見た目のイメージとは正反対に、平均240ヤードという飛距離を誇るパワフルなショットを武器に年間数千万円の賞金を獲得するバリバリの女子プロゴルファーです。現在までの生涯獲得賞金額は、1億9800万円以上。この金額は、現在も伸び続けています。2億円を超えるのも、もうすぐですね。ゴルフ規則の改正に伴って「アンカリング」というパットのテクニックを使うことができなくなり、一時期は本人も「もう終わりだと思った」と話すほどのゴルフ人生ピンチを迎えましたが、それを乗り越え、2016年の「Tポイントレディスゴルフトーナメント」で優勝を果たしました。今回はそんな大江香織選手の、これまでの経歴やスイングの特徴、石川遼選手との意外なつながりから、趣味のアニメや愛車まで、大江香織選手についての様々な情報をまとめました。今後もまだまだ活躍が期待される女子プロ選手ですから、ゴルフファンの方はぜひチェックしてください。

大江香織のプロフィール

所属:アルパイン
出身地:山形県山形市
生年月日:1990年4月5日
身長:153cm
体重:50kg
血液型:O型
出身校:東北高等学校(宮城県)
プロテスト合格日:2009年7月31日
入会期:2009年8月1日81期生
スポーツ歴:スキー水泳
趣味:音楽鑑賞
好きな色:緑
ゴルフ歴:7歳~
ホールインワン:2回
契約
クラブ:ヤマハ
ボール:ダンロップ
ウェア:デサント

最初はゴルフが嫌いだった?


https://www.lpga.or.jp
大江香織選手は、両親の影響で7歳の頃にゴルフを始めたそうです。しかし、自分から積極的にゴルフの練習をするというよりは、両親の意向で「嫌々ながらやらされていた」といった感じだったようです。7歳の頃から中学校を卒業するまでの間、そのような状態が続いたそうです。中学を卒業する年齢は14歳ですから、実に7年間、「やらされゴルフ」をしていたということになります。
しかし、やらされていたとはいえ、本人にも才能があったのでしょう。中学を卒業する頃には、東北地区のゴルフ選手権で優勝するなどの活躍をして、高校は宮城県の東北高校に進学します。東北高校は、宮里藍選手や有村智恵選手が出身であることで有名です。ゴルフはもちろん、野球やスケートなど、様々なスポーツでも有名ですよね。高校生になるとぐんぐんとスコアが伸び、「プロになって活躍してみたい」という意識が本人の中でも芽生え始めたようです。

アマチュア時代の成績

アマチュアのゴルフ大会には中学生の頃から出場。地元が山形県なので、東北の大会を中心に出場しています。2005年、中学3年生の頃「東北中学校ゴルフ選手権夏季大会」で優勝.さらに「東北中学校ゴルフ選手権」でも優勝します。
高校2年生になると、「東北ジュニアゴルフ選手権」で優勝、「東北女子アマチュアゴルフ選手権」で優勝、さらに、「ポロジャパンジュニアクラシック」で優勝と、数々のアマチュア大会で優勝を経験します。
高校3年生では「宮城県女子アマチュアゴルフ選手権」を2連覇で優勝、「タイガー魔法瓶カップ2008ジュニアゴルフチャンピオンシップ15歳から18歳の部」で優勝。「JJGAロレックスジュニアゴルフチャンピオンシップ15歳から18歳の部」で優勝と、将来を期待される大変素晴らしい活躍をします。
これだけの大活躍をしてくれたら、幼い頃は無理にゴルフをさせていた両親も、「娘にゴルフをさせてよかった」と胸を撫でおろした事でしょう。

プロとしての活躍


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大江香織選手は、高校を卒業した後、2009年にはプロテストに挑み、一発合格を果たします。
しかし、プロデビューの2009年は、そこまで大会成績は振るわず、健闘したのは10月に行われた「富士通レディース」での19位タイという成績でしょうか。
翌年2010年には少しずつプレイも安定して来て、「ヤマハレディースオープン葛城」では14位、「日医工女子オープンゴルフトーナメント」では17位と健闘し、10月に行われた。「樋口久子IDC大塚家具レディース」では6アンダーで4位タイという好成績を残します。年間の獲得賞金額も、2009年は出場期間が短かったからという要素もありますが、79万2000円だったのに対し、2010年は909万700円と、10倍以上の金額に伸ばします。その結果、2011年からはシード権を獲得します。2011年の獲得賞金額は1738万4590円。さらに前年の倍近い賞金を獲得し、「樋口久子森永製菓ウイダーレディース」では、3位タイという過去最高位を記録します。コンスタントに好成績は残すものの、優勝に絡むことがなかった大江香織選手ですが、初めての優勝を経験するのが、その翌年の2012年です。

初めての優勝と持病のイップス


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大江香織選手の初めての優勝は、2012年の4月に行われた「フジサンケイレディスクラシック」です。トータル9アンダーで横峯さくら選手や服部真夕選手を抑えて見事に優勝を果たします。「それほど緊張せずに最終組でプレイできたのが良かった」と本人が語っていますが、初日から最終日まで、ショットが非常に好調で、数多くのバーディを叩き出します。16番パー5のコースでは、チップインイーグルになるのではないかという好アプローチを見せます。このホールがバーディとなり、最終ホールを前にほぼ優勝が決定しました。最終ホールはプレッシャーからか、3パットを叩いてしまいダブルボギーとなってしまいました。優勝時のコメントは「優勝しても泣かないだろうと思っていましたが、最後のダブルボギーがカッコ悪くて余計に泣けませんでした」とのこと。このとき大江香織選手は22歳。一般的な感覚で言えば、大学を卒業して、これから社会人になるという年齢です。その年で優勝を経験したというのは、彼女の人生にとっても大きかったでしょう。
しかし、彼女にとっての試練はここから始まりました。初優勝を飾ったこの大会でプレッシャーから最終ホールでダブルボギーを叩いてしまったのは、「イップス」という大江香織選手の持病が原因です。イップスは、極度の緊張により体が震えたり、硬直してしまったりする症状です。決めなければいけないパットの時などにその症状が強く現れます。大江香織選手の場合、どうしても通常のパターの握り方をすると、ボールが右方向にそれてしまい、思い通りのバッティングができないのです。彼女は、このイップスをカバーするため、パターを体に密着させて、その部分を支点にして打つ「アンカリング」という打ち方でプレーしていました。フジサンケイレディスクラシックでの優勝も、このアンカリングによって、パッティングを安定させたために獲得できたタイトルだと言えます。
しかし、この優勝の翌年である2013年、このアンカリングというスタイルがゴルフ規制の改正によって禁止されるということが明らかになりました。禁止される時期は2016年1月1日からです。つまり、アンカリングを使用したパッティングをする以上は、大江香織選手の選手生命も残り3年になってしまうということです。この発表があった当時、大江香織選手は「自分のゴルフはもう終わりだ」と思ったそうです。

パッティングの改革と2度目の優勝


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アンカリング禁止の発表があった後、大江香織選手は、パッティングに関する試行錯誤を繰り返し、何度も新しい打ち方に変更しながらアンカリングに頼らないパッティングを模索しました。その結果、優勝を経験した2012年度の年間獲得賞金額である約3300万円よりも2013年度の獲得賞金額は500万円低い約2800万円となりました。コンスタントに好成績は残すものの、優勝はしばらくの間遠のいてしまいます。
そして、試行錯誤の結果、大江香織選手が導き出したアドレスは、中尺パターを使用して、直角に折った左手でグリップエンドを握り、右手をパターに添えるようにして、脇を締め、体に密着させずに支点を固定するというパッティングでした。このパッティングは、2015年の「meijiカップ」から実戦で投入されています。この新しいパッティングについて「これならしっかり手が動く」とその手応えを語っています。この新たなスタイルのパッティングは大江香織選手の自信に変わったようです。
そして、その翌年である2016年3月に行われた「Tポイントレディスゴルフトーナメント」で新型のパッティングを使用して、ついに2回目の優勝を果たします。ゴルフ規制が改正され、アンカリングが使用できなくなった後でも優勝できたというのは、大江香織選手本人や、周りの人たちにとっても大きな安心材料になったでしょう。

石川遼選手との合宿

大江香織選手は、石川遼選手と同じマネジメント事務所である、アルパインに所属しています。普段連絡を取り合うことはないそうですが、沖縄合宿では共にトレーニングに励みました。初めての優勝を経験する2012年を迎える直前、2011年の12月には9日間の合宿で大江香織選手は石川遼選手から様々なアドバイスを受けたそうです。具体的には、「バンカーショットではスタンスを広く取り、重心を下げてコックを使って打つ」という石川遼選手のアドバイスをもとにショット改善すると、バンカーからパーが取れる確率が上がったそうです。マネジメント契約を結んだ当初は、大江香織選手がプロの世界での実績もなかったため、大江香織選手を表す言葉として「石川遼と同じ」という枕言葉がよく使われていましたが、この合宿での成長きっかけに、2012年には初優勝を果たし、枕詞がなくなっても、「大江香織」という名前だけでも業界で通じる選手に成長しました。

大江香織のスイングの秘密


http://column.sp.golf.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=001-20160601-606
大江香織選手といえば、パワフルなドライバーが魅力です。平均飛距離240ヤードというショットの秘密は、遠心力です。インパクトの直前に頭を右側に動かすことによって、頭の位置とドライバーヘッドの位置が対角線上になり、頭とドライバーヘッドが引っ張り合う状態を作ることによって、ヘッドスピードが加速するのだそうです。

アニメが大好き

プロゴルファーの中でも、大江香織選手はアニメ好きで有名です。山形の実家には700冊以上の漫画が並んでいます。過去にテレビ番組「ジャンクスポーツ」に出演した際には、秋葉原でアニメグッズを買うのが幸せと語っています。これまでアニメ関係につぎ込んだ金額は100万円以上、なんと「るろうに剣心」のDVDボックスには11万円をつぎ込んだのだとか。彼女が獲得した賞金に比べれば、微々たる金額かもしれませんが、規模が違いますよね。ちなみに好きな声優さんは中村悠一さんだそうです。

大江香織選手の愛車は?


http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/a4/a4.html
大江香織選手が乗っている愛車はなんとアウディのA4です。かわいらしい小柄な見た目とは少しイメージが違いますが、「パワーがあるので気に入っています」とのこと。これは、2012年にフジサンケイレディスクラシックで優勝した時の副賞でもらったものだそうです。将来的にはメルセデスベンツのGクラスに乗ってみたいのだとか。

ほくろがなくなった?


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大江香織選手は、鼻筋にあるホクロがトレードマークのようになっていました。しかし、本人は気にしていたようで、2015年末に、このホクロを除去してしまいます。昔ながらの彼女のファンはホクロがなくなったことに寂しさを感じているようですが、ホクロを除去したことで、翌年2016年のシーズンでは2回目の優勝を果たしましたので、プレイには良い影響が出ているのかもしれませんね。

まとめ

大江香織選手は、普段はアニメが大好きな可愛らしい女性ですが、いざゴルフクラブを握れば、パワフルなショットでファンを沸かせる女子プロゴルファーです。中学時代から様々な大会で優勝し、プロデビューを果たしますが、持病のイップスとの戦いで、思うようにパッティングができない日が続いたようです。
しかし、それを乗り越え、2016年にはプロ生活2度目の優勝を果たし、2017年度も、優勝こそないものの、コンスタントに良い成績を残し、賞金を積み上げています。これから先も活躍が期待される選手なので、応援していきたいですね!

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