応援したくなる!上原美希レコード更新優勝までの道のり

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2017年7月14日に「ANAプリンセスカップ」でトーナメントレコードを更新して2勝目を上げたことが記憶に新しい上原美希選手。今後賞金ランキングにも絡んでくることが期待されています。そんな上原美希選手は、これまでのゴルフ選手としての経歴は必ずしも好調続きだったわけではありません。むしろ、怪我に苦しめられ試合に出場できないなどと苦しい時期もありました。そのような辛い季節を乗り越えて、ようやく勝利が続いてきたという、これからの活躍に期待したい選手の1人です。今回の記事では、そんな上原美希選手の魅力に迫っていきたいと思います。

上原美希選手のプロフィール


https://www.lpga.or.jp

所属:GOLF5

出身地:沖縄県那覇市

生年月日:1988年6月11日

身長:165cm

体重:60kg

血液型:A型

出身校:沖縄尚学高等学校(沖縄県)

プロテスト合格日:2010年7月29日

入会期:2010年8月1日82期生

クラブ:トブンダ

ボール:タイトリスト

ウェア:コルウィン

スポーツ歴:バスケットボール

趣味:食べ歩き

好きな色:ピンク黄色

ゴルフ歴:10歳~

ホールインワン:1回

上原美希選手がゴルフを始めたきっかけ


https://www.lpga.or.jp

プロで活躍しているゴルファーの方の経歴を見ると、3歳や4歳の頃からゴルフクラブを握っていたという方が多いです。「そんなに小さな頃にどうやってゴルフをするんだろう」と不思議に思いますが、物心がつく頃からゴルフボールやゴルフクラブに慣れ親しんでおくことが大切なのかもしれません。

そんな中にあって、上原美希選手はゴルフを始めたのが10歳の頃です。父親がゴルフをしており、その影響で自身もクラブを握るようになったようです。その当時もまだゴルフは趣味の域を出ていませんでしたが、高校に入学してから本格的にゴルフという競技に取り組むようになりました。

高校入学ということは、15歳の頃ということです。幼い頃からの熱心なゴルフ教育を受けている人が多いこのゴルフ業界の中にあって、上原美希選手はスロースターターだったと言えるかもしれません。逆に言えば、遅い時期にゴルフを始めてこれだけ活躍しているということは、それだけ大きな才能を、元々備えていたということも言えるかもしれません。

アマチュアでの活躍~プロテストに合格

高校在学中の16歳の時に、「沖縄県女子アマチュア選手権」や、「沖縄県民ジュニアゴルフ選手権」「全琉アマチュアゴルフ選手権」など、様々な沖縄県内のアマチュア大会でベスト5に入るという活躍を見せます。そしてその翌年、沖縄県高校総体で個人として2位の記録、さらに、団体では優勝という成績を残します。さらに、2006年には「九州女子アマチュアゴルフ選手権」で優勝。沖縄県内だけではなく、九州まで範囲を広げてもアマチュアの中ではトップクラスの実力を持っていたということです。

この頃から上原美希選手は「プロになってゴルフをして生きていく」というプロゴルファーとしての人生を意識し始めたそうです。そして、2010年に行われたプロテストを受験し、2位の成績で合格!82期生としてプロデビューを果たします。ちなみに、唯一上原美希選手の上を行き、トップの成績で合格したのは、井芹美保子さんです。

■プロデビュー後の伸び悩みと大怪我


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上原美希選手は、プロテスト合格の翌年である2011年からプロとして試合に出場しています。デビュー年となる2011年の「meijiカップ」では、通算9アンダーで7位タイという好成績を残し、女子プロゴルフ業界で今後ブレイクが予測される注目選手として期待を集めました。さらに、その後行われた「富士通レディース」でも8位と健闘します。しかし、その後数年間成績が伸び悩み、獲得賞金額も増えず、厳しい状態が続いていました。その状況に追い討ちをかけるように、2015年の1月、瞬発系のトレーニングで、ダッシュを行った際に、アキレス腱上部の靭帯を断裂するという大怪我を負ってしまいます。手術、そしてリハビリを余儀なくされ、4ヶ月の間ゴルフから離れる生活を送りました。この時、担当の医師からは治療期間は長くなるだろうという予測や、プロゴルファーとして活躍するのは難しくなるかもしれないという厳しい宣告も受けていたそうです。しかし、この怪我を負ってから4ヶ月後には元気にクラブを振り、ツアーに復帰しました。

■復帰後の活躍

上原美希選手は、アキレス腱の靭帯断裂から復帰すると、早速、地元沖縄で行われた、「ダイキンオーキッドレディース」で3日目が終了した段階で16位という好位置につけました。復帰直後ということもあり、親族ら15人の応援団が駆けつけたり県内のファンからも声援を受けたりと、上原選手の励みになる環境が整っていたようです。最終的な順位は19位となりましたが、大怪我からの復帰直後とは思えない好成績です。

怪我のためにプレーから離れていた時期は、その状況に涙を流した時もあったそうですが、逆にこのつらいリハビリ期間も、いいトレーニングだったと振り返っています。実はこの頃の体幹トレーニングの効果で、ドライバーの飛距離が約10ヤードも伸びたのだそうです。

その後、5月に行われた。「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」では、プレーオフに進み、鈴木愛選手、藤本麻子選手らと優勝争いを繰り広げました。ここまでの活躍は、怪我をする前には一度もありませんでした。ここで優勝できれば、ツアー史上初の予選会通過からの優勝になりましたが、残念ながら優勝はなりませんでした。しかし、自身の最高順位となる2位を記録します。スコアも9アンダーという素晴らしい成績です。この試合は最後までギャラリーを楽しませてくれる展開となり、日本中のゴルフファンに、上原美希選手の名前が知れ渡りました。

試合後、上原選手は「悔しいです」と声を震わせていました。怪我をする前よりも、怪我をした後の方が「上に行きたい」という気持ちが強くなったという心境の表れでしょう。

悲願の初優勝


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怪我から復帰し、怪我をする前よりも確実に成績を伸ばしていた上原美希選手ですが、ついに初優勝の時が来ます。惜しくも2位となった「ブリヂストン・レディスオープン」の5ヶ月後、2016年10月の「京都レディースオープン」です。この大会は初日から上原選手が5アンダーで単独首位に立ちます。1ホール目はボギーでスタートするという。決して良い立ち上がりではありませんでしたが、7メートルのバーディパットを決めたり、15ヤードのチップインを決めたり、その後の巻き返しが素晴らしく、2位の2アンダーに3打差と、大きく差を広げました。そしてそのまま首位を走り続け、最終日、通算7アンダーで上原選手が初優勝となりました。この時、上原選手はプロ7年目、28歳です。怪我を乗り越えてまさに悲願の初優勝となりました。

怪我をする前と、怪我から復帰した後の上原美希選手の獲得賞金を見てみると、怪我をする前の2015年の獲得賞金額は812万8000円であるのに対して、怪我から復帰した後の2016年の獲得賞金額は1434万5500円です。怪我をしたということが、上原選手にとって結果的に良い影響を与えたのかもしれないということがわかります。

2017年2度目の優勝

上原美希選手の活躍は止まりません。2017年に入ってからも、「九州みらい建設グループ・レディスゴルフトーナメント」で8位、「ダイクレ・レディースカップ」で4位という成績を収め、獲得賞金額を伸ばしていきます。

そして、7月13日から7月14日にかけて行われた。「ANAプリンセスカップ」で、上原美希選手は2回目の優勝を経験します。しかも、10アンダートーナメントレコードを叩き出すという凄まじい勝ち方です。まずは初日、スタートホールから7メートルのバーディパットを決めるという好スタートを切ります。そこから7個のバーディを奪うというバーディラッシュで、その他の参加選手を圧倒します。この記録の鍵を握っていたのは、パッティングです。2017年の前半戦はパッティングに納得がいかなかった上原選手。なんと、毎日自分のパッティングの良いところや悪いところ全て日記に書き、考え続けていた結果、ボールを置く位置がズレていたことを発見。ボールの位置を普段より半分ずらしておくことによって、しっかりとヒットできるようになったそうです。ちなみに、上原選手がこのパッティングについて考えていたことを書き綴った日記は、もう2~3年続けているそうです。書く日もあれば書かない日もあり、パッティングやゴルフのことだけではなく、普通の日記のように様々なことも書いているのだとか。

そして試合2日目・最終日にも、北海道とは思えないほどの暑さの中、8個のバーディを奪い、合計16個のバーディ、トータル10アンダーというトーナメントレコードで優勝しました。

■優勝のヒントはANAの飛行機の中で発見


https://www.lpga.or.jp

上原美希選手は、出身地である沖縄県を拠点として活動をしています。そのため、試合のたびに飛行機に乗る生活で、全国を駆け巡っています。そして、今回の「ANAプリンセスカップ」が行われる北海道に行く際の飛行機の待ち時間で読んだ本の中に、今回の優勝に大きく関わるヒントがありました。

空港の本屋さんで購入したイボミ選手の本が、上原選手に大きなヒントを与えたのです。10ヤードことに練習するアプローチの方法や、試合前にどのような心構えで過ごせばいいのかということ、さらにもう少し具体的な、アプローチの種類によってグリップの持ち方を変えるということなど、様々なプレーのヒントが書かれており、非常に大きな成長につながったのだとか。北海道に来るまでプレーについて悩んでいたことが、その本を飛行機の中で読んだおかげで、一気に解決したそうです。今回の「ANAプリンセスカップ」の優勝副賞では、国内3往復分のチケットがついてきます。この複副賞は、常に飛行機を使用する上原美希選手にとって、すごく嬉しいことだったとか。今回の優勝経験や、ヒントを飛行機の中で得たこと、そして大会出場の際には頻繁に飛行機を利用していることなどで、「ANAに対しては感謝の気持ちしかない」というコメントがあります。

 

お気に入りの花型ピアス


https://www.nikkansports.com/sports/golf/column/ladies/news/1546147.html

上原美希選手は、試合のときはいつも花の形をしたピアスをつけています。ピアスは3種類程度持っているそうですが、本人の考えるジンクスなのか、試合に臨むときは、いつもこの花型のピアスを付けているそうです。チタンで作られた8つの花弁を持った大きな花の中に、オレンジ色の花型のビーズが付けられている可愛らしいピアスです。小ぶりなサイズなので、耳たぶにぴったりとくっつき、フルスイングをしていても気になりません。そして、どんなゴルフウェアにも合わせやすいという特徴があるので、使いやすく、気に入っているそうです。ピアス自体はまた力つけており、このお気に入りの花型ピアスは1000円ちょっとの金額で3~4年前に沖縄で購入したのだとか。

 

まとめ

上原美希選手のプロフィールや、今日の活躍までの経緯をまとめました。

靭帯断裂の怪我、そして4ヶ月のリハビリの時期など、現在の活躍までには、紆余曲折があったようです。プロゴルファーの方ですから、そもそもゴルフに対しての強い気持ちは持っていたはずですが、怪我によってゴルフを離れるという経験をしたことで、大きく成長したということが、本人の話からも、大会の成績からも見受けられます。このような辛い経験をして成長した選手を見ると、ついつい応援したくなりますよね。

年齢的にもこれから円熟期に入っていく上原選手。2017年の7月にも16個のバーディで大会記録を出すという圧巻の優勝を果たし、これからの活躍にもますます期待がかかります。

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